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大原宿奈麻呂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
大原宿奈麻呂
時代 奈良時代
生誕 不明
死没 不明
別名 少麻呂、少万呂
官位 従五位下伯耆守
主君 聖武天皇孝謙天皇淳仁天皇称徳天皇光仁天皇
氏族 大原真人
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大原 宿奈麻呂(おおはら の すくなまろ、生没年不詳)は、奈良時代皇族貴族。名は少麻呂少万呂とも記される。官位従五位下伯耆守

経歴

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天平11年(739年高安王らが大原真人姓を与えられ臣籍降下した際、兄の今城とともに宿奈麻呂も臣籍降下したと想定される。

淳仁朝にて筑後介を経て、天平宝字8年(764年)正月に従五位下叙爵し、左虎賁翼に任官する。しかし、同年9月に発生した藤原仲麻呂の乱連座したらしく官位を剥奪される。

光仁朝宝亀5年(774年)罪を赦されて本位(従五位下)に復し、宝亀7年(776年伯耆守に任じられている。

官歴

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注記のないものは『続日本紀』による。

脚注

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  1. ^ 「官人歴名」『大日本古文書』15巻132頁

参考文献

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  • 『続日本紀』4 新日本古典文学大系15 岩波書店、1995年
  • 『続日本紀』5 新日本古典文学大系16 岩波書店、1998年
  • 宇治谷孟『続日本紀 (中)』講談社講談社学術文庫〉、1992年
  • 宇治谷孟『続日本紀 (下)』講談社〈講談社学術文庫〉、1995年
  • 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年