大和屋商店
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒173-0014 東京都板橋区大山東町20-3 |
設立 | 1986年7月 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 3011401003884 |
事業内容 | 食肉類卸売 |
代表者 | 長田長治 |
資本金 | 2千万円 |
売上高 | 7億円(2010年2月期) |
純利益 | 3百万円(2010年2月期) |
従業員数 | 15人 |
決算期 | 2月 |
主要株主 | 長田長治(100%) |
関係する人物 | 長田忠士(取締役)、碓氷知子(取締役)、平野耕司(監査役) |
株式会社大和屋商店(やまとやしょうてん)は、東京都板橋区に本社を置く食肉の卸売業者。
概要
[編集]東京都や埼玉県の卸売市場などから仕入れた枝肉を、精肉にしてホテル、スーパーマーケット、飲食店などに販売する卸売企業。取扱商品は、和牛肉、交雑種国産牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉などである。
不祥事・事件
[編集]食肉偽装販売事件
[編集]大和屋商店は、和牛には該当しない交雑種の肉を、ユッケ用和牛として卸していた肉に含めて出荷していた[1]。同社の登記簿に記された取締役の男性がユッケにも使える生肉をインターネットで通信販売していた[2]。通信販売していた業者の所在地とファクシミリ番号は、大和屋商店と同一であった。それにも関わらず、同社は出荷した牛肉について「生食用は出していない」と嘘をついた[3]。
食中毒で死亡事件
[編集]大和屋商店が2011年4月11日から16日にかけて加工し、店舗へ出荷され消費されたとみられる14頭の牛に、ユッケなどの生食には不適切とされる「廃用牛」が含まれていた[4]。同社は、店舗側に「ユッケ用のサンプルができました」「和牛の血統で味があります」と品質を保証するメールを送って店舗を騙した。その結果、この肉をユッケとして提供された5人の客が食中毒で亡くなった。
→食中毒事件に関する詳細はフーズ・フォーラス#ユッケ集団食中毒事件を参照
脚注
[編集]- ^ 「和牛」ユッケに交雑種の肉、卸業者が加工納入 読売新聞社 2011年5月9日
- ^ 焼き肉店集団食中毒:卸業者「100%使用可能」 「えびす」表面削り不要と判断 毎日新聞社 2011年5月9日
- ^ 肉卸業者役員がユッケ用として牛肉を通信販売 中日新聞社 2011年5月9日
- ^ ユッケに「生肉向けでない」廃用牛の肉 読売新聞社 2011年5月10日
関連項目
[編集]- フーズ・フォーラス(食中毒による死亡事故が起きた卸し先)