大山理
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大山 理(おおやま おさむ)は、日本の土木工学者。大阪工業大学工学部都市デザイン工学科教授、学科長。工学博士・技術士(建設部門)。土木学会複合構造委員会幹事。日本鋼構造協会鋼構造と火災小委員会副委員長。元土木学会複合構造委員会 鋼コンクリート合成床版設計・施工指針作成小委員会幹事長[1][2]。
主な専門は、土木工学・構造工学(特にコンクリート工学、耐火構造、ラーメン構造)、建設工学・橋梁工学。
経歴
[編集]2001年大阪工業大学大学院工学研究科土木工学専攻博士後期課程修了。同年、片山ストラテック(現在の日本ファブテック)に勤務し、新東名高速道路に架かる高架橋の設計や技術開発業務などに従事。2005年大阪工業大学工学部都市デザイン工学科着任、現在は同工学科教授、学科長、第7代八幡工学実験場長[3]。
主な所属学会は、土木学会、コンクリート工学会、プレストレストコンクリート工学会、日本鋼構造協会 、国際構造工学会(スイス)など。 主な著書は、土木学会 複合構造シリーズ08 基礎からわかる複合構造 - 理論と設計 2017年版(共著、丸善出版2017、学術書)、鋼道路橋設計便覧(共著、丸善出版2020、学術書)、構造力学問題集 - 基本問題からチャレンジ問題まで(共著、コロナ社2021、教科書)。
主なテクニカルアドバイザー
[編集]また、2017年に国立研究開発法人土木研究所、日本橋梁建設協会と共同で、「橋台部ジョイントレス構造における鋼‐コンクリート接合構造の設計・施工手法」に関する研究を行なった[5]。
主な研究
[編集]- 鋼・コンクリート合成桁橋の耐火被覆構造の開発
- 火災時および火災後におけるスタッドの力学特性[6]
- 鋼・コンクリート二重合成2主I桁橋のねじり挙動[7]
- 合成アーチ橋のコンクリート打ち込み順序に関する研究
- インテグラルアバット橋(複合ラーメン橋)に適したアプローチスラブの研究[8]
脚注
[編集]- ^ http://research-db.oit.ac.jp/html/100000850_ja.html
- ^ https://committees.jsce.or.jp/steel12/node/11
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/yawata/about/
- ^ https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000275/275803/hyouka25-2sidai.pdf
- ^ https://www.pwri.go.jp/jpn/results/db/doken_kankoubutu/kyoudoukenkyu_houkokusyo/files/doken_kyoudoukenkyu_0490_00.pdf
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsceja/65/2/65_2_384/_article/-char/ja/
- ^ https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002245739584839
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/structcivil/59A/0/59A_252/_article/-char/ja/