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大島忠郁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大島 忠郁(おおしま ただふみ、1953年2月17日 - )は、日本の検察官公証人京都地方検察庁検事正や、大阪地方検察庁検事正を務めた。

人物・経歴

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宮崎県出身[1]宮崎県立宮崎南高等学校を経て、1978年九州大学法学部卒業[1][2]。1981年検事任官。大阪地方検察庁刑事部[1]大阪高等検察庁刑事部長等を経て、2008年最高検察庁検事[3]。2009年金沢地方検察庁検事正。2010年から大阪地方検察庁次席検事を務め、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件の対応にあたり、前田恒彦検事の起訴を受けて記者会見で謝罪するなどした[4][5][1]。2012年京都地方検察庁検事正[6]。2014年大阪地方検察庁検事正[1]。2015年退官、梅田公証役場公証人[7]。2023年、瑞宝重光章受章[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e “「基本に忠実に」大島検事正が着任会見 大阪地検”. 産経WEST (産経新聞社). (2014年7月23日18:39). https://www.sankei.com/west/news/140723/wst1407230020-n1.html 2019年11月8日閲覧。 
  2. ^ 同窓会だより” (PDF). 九州大学校友会. 2019年11月8日閲覧。
  3. ^ 法務省人事”. 新日本法規 (2008年10月1日). 2019年11月8日閲覧。
  4. ^ “大阪地検次席検事「改めて深くおわび」 前田元検事起訴”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2010年10月11日17:01). http://www.asahi.com/special/kaizangiwaku/OSK201010110023.html 2019年11月8日閲覧。 
  5. ^ “「改ざんはあるまじき行為」大阪地検が謝罪 前田元検事起訴”. 日経新聞 (日経新聞社). (2010年10月11日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASHC11005_R11C10A0000000/ 2019年11月8日閲覧。 
  6. ^ 法務省人事”. 新日本法規 (2012年11月30日). 2019年11月8日閲覧。
  7. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(平成27年10月1日~同年12月31日分)” (PDF). 内閣官房内閣人事局 (2016年3月25日). 2019年11月8日閲覧。
  8. ^ 『官報』号外第93号、令和5年5月1日

外部リンク

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先代
玉井英章
大阪地方検察庁次席検事
2010年 - 2012年
次代
上野友慈
先代
佐々木善三
京都地方検察庁検事正
2012年 - 2014年
次代
斉藤雄彦
先代
田内正宏
大阪地方検察庁検事正
2014年 - 2015年
次代
上野友慈