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大川シネマホール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大川シネマホール
Ohkawa Cinema Hall
地図
情報
正式名称 大川シネマホール
完成 2015年
開館 2015年10月11日
客席数 370席+車いす10台
設備 5.1chデジタルサウンドDLP
用途 映画上映
運営 国際医療福祉大学・高邦会グループ
所在地 831-0016
福岡県大川市酒見215-1
位置 北緯33度12分21.9秒 東経130度22分52.3秒 / 北緯33.206083度 東経130.381194度 / 33.206083; 130.381194 (大川シネマホール)座標: 北緯33度12分21.9秒 東経130度22分52.3秒 / 北緯33.206083度 東経130.381194度 / 33.206083; 130.381194 (大川シネマホール)
最寄バス停 西鉄バス久留米・大川「中原高木病院前」停留所
最寄IC 有明海沿岸道路大川東IC
外部リンク cinema.okawa-kouryuplaza.jp ウィキデータを編集
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大川シネマホール(おおかわシネマホール)は、福岡県大川市酒見215-1の「おおかわ交流プラザ」4階にある映画館。370席の1スクリーンを有する。スクリーンの高さは6.3メートル、幅は14.5メートル。

沿革

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かつて福岡県大川市には4館の映画館があったが、1975年(昭和50年)頃までにすべて閉館した[1][2]。2005年(平成17年)には高邦会グループによって国際医療福祉大学大川キャンパスが開設されたが、映画デートをしたい学生カップルは久留米市佐賀市を訪れる必要があり[1]、学生から映画館を求める声が強く上がっていた[2]

高邦会グループは2015年(平成27年)10月11日、複合施設「おおかわ交流プラザ」4階に大川シネマホールを開館させた[1]。「おおかわ交流プラザ」は高邦会グループが創立100周年記念事業として同年4月にオープンさせた施設である[2]。開館記念式典には女優の檀ふみも参加し、式典後には檀ふみが出演した『春を背負って』(木村大作監督・2014年)が上映された[2]

年表

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  • 2015年(平成27年)10月11日:開館[1]

かつて大川市にあった映画館

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映画館
1953年(当時は三潴郡大川町[注 1] 偕楽座(1897年設立、榎津)
天国館(1943年設立、向島)
旭東座
1954年(市制施行後)[4] 偕楽座
天国館
文化劇場(1954年8月設立、榎津京町)
1960年[注 2] 偕楽座
天国館
文化松竹劇場
大川東映センター(1958年設立、榎津栄町)
1969年[注 3] 天国館
東宝文化劇場(松竹系から東宝系に)
大川東映劇場

脚注

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注釈

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  1. ^ 1953年の映画館(九州地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[3]
  2. ^ 1960年の映画館(九州地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[5]
  3. ^ 1969年の映画館(九州地方)「消えた映画館の記憶」を参照した[6]

出典

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  1. ^ a b c d “大川に40年ぶり 11日開業、地域交流や文化発信に期待 大学経営グループ、学生の要望に応え”. 毎日新聞. (2015-09-30). 
  2. ^ a b c d “大川に交流プラザ完成 国際医療福祉大・高邦会100周年事業”. 産経新聞. (2015-10-11). https://www.sankei.com/article/20151011-6LUFDCB7IFI6PDUJSUP75WWMCU/ 2019年9月20日閲覧。. 
  3. ^ 『全国映画館総覧 1953年版』時事通信社、1953年。
  4. ^ 1954年(昭和29年)当時の福岡県の映画館”. 福岡県立図書館. 2019年11月16日閲覧。 “大川市”
  5. ^ 『映画年鑑 戦後編 別冊 全国映画館録 1960』日本図書センター、1999年。
  6. ^ 『映画年鑑 1969年版 別冊 映画便覧 1969』時事通信社、1969年。

外部リンク

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