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大庭雅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大庭 雅
Miyabi OBA
フィギュアスケート選手
生誕 (1995-08-08) 1995年8月8日(29歳)
愛知県常滑市
出身地 愛知県瀬戸市
身長 161 cm
出身校 中京大中京高校中京大学
選手情報
代表国 日本の旗 日本
コーチ 門奈裕子
堀江里奈
大島悠
所属クラブ 東海東京フィナンシャル・ホールディングス
開始 2005
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
総合154.572014 GPロステレコム杯
SP57.512013 JGPタリン杯
FS107.812014 GPロステレコム杯

大庭 雅(おおば みやび、英語: Miyabi Oba1995年8月8日 - )は、日本フィギュアスケート選手(女子シングル)。愛知県瀬戸市出身。中京大学附属中京高等学校卒業。中京大学スポーツ科学部卒業。東海東京証券をスポンサーとしたスポンサー契約を締結。東海東京フィナンシャル・ホールディングス社員として競技を続行中[1]

2014年ニース杯2位。2014年ガルデナスプリング杯2位、2013年トリグラフ杯2位。

経歴

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中京大学附属中京高等学校卒業。中京大学スポーツ科学部卒業。4歳から10歳まで器械体操を習っていたため、フィギュアを始めたのは10歳からとかなり遅いスタートであった[2]

2009-10シーズン、全日本ジュニア選手権に初めて出場し9位となる。2010年-11シーズン、ニース杯で7位、2回目の出場となった全日本ジュニア選手権で3位入賞する。初出場となった同年の全日本選手権では8位に入り、翌年の世界ジュニア選手権では8位に入った。

2011-12シーズン、ISUジュニアグランプリシリーズに初参戦し、JGPボルボ杯で7位となる。全日本ジュニア選手権では5位、2回目の出場となった全日本選手権では13位となる。2012-13シーズン、JGPボスポラスで4位、JGP B.シュベルター杯では2位入賞し国際スケート連盟の公式大会で初めて表彰台に立つ。その後、全日本ジュニア選手権で6位、全日本選手権で11位となる。シーズンの締め括りとなったトリグラフトロフィーでは2位入賞する。

2013-14シーズン、JGPバルティック杯で4位、JGPタリン杯で3位に入る。全日本選手権では10位となり、シーズン終盤のガルデナスプリング杯では2位入賞する。

2014-15シーズン、初戦のニース杯で2位入賞。ISUグランプリシリーズGPロステレコム杯に出場し6位に入る。全日本選手権では12位となり、ユニバーシアードでは7位となる。

2015-16シーズン、全日本選手権で17位となる。

2016-17シーズン、全日本選手権で13位となる。

2018-19シーズン、昨シーズン出場できなかった全日本選手権に出場し19位となる。全日本選手権への出場は8回目。

2019〜2020シーズン、 第88回全日本フイギュアスケート選手権に出場 ショートプログラムでまさかの2度の転倒があり28位に沈みSPでまさかの脱落となった インタビューでは必死に涙を堪えていた

技術・演技

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アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを跳ぶことができる。特にサルコウループなどのエッジジャンプを得意としており、短い助走からトリプルジャンプを実施することができる。また、コンビネーションのセカンドジャンプにトリプルトウループ、トリプルループを両方跳ぶことができる。トリプルアクセルも練習では成功させており、競技に組み込むこともある。2013年の全日本選手権のFSではトリプルアクセルに挑戦したが回転不足で転倒した[3]

試合で実施する主なコンビネーションはトリプルサルコウ・トリプルトウループやダブルアクセル・トリプルループなどである。

2011年全日本選手権のショートプログラムでは、解説の八木沼純子に「助走から直ぐジャンプに移って飛べる選手なので、スケーティングの合間にジャンプが入ってくるという感じで、繋ぎに乱れがなく、止まることがなく、最後までスムースに流れの中でジャンプを跳んでいる。」 と評された。

主な戦績

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大会/年 2009-10 10-11 11-12 12-13 13-14 14-15 15-16 16-17 17-18 18-19 19-20 20-21 21-22 22-23 23-24 24-25
全日本選手権 8 13 11 10 12 17 13 19 28 19 20 21 TBD
GPロステレコム杯 6
ユニバーシアード 7
ニース杯 7 2
ガルデナスプリング杯 2
トリグラフ杯 2
世界Jr.選手権 8
全日本Jr.選手権 9 3 5 6
JGPタリン杯 3
JGPバルティック杯 4
JGP B.シュベルター杯 2
JGPボスポラス 4
JGPボルボ杯 7
  • J - ジュニアクラス

詳細

[編集]
2023-2024 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2023年12月20日 - 24日 第92回全日本フィギュアスケート選手権長野 24
50.80
21
99.23
21
150.03
2022-2023 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2022年12月21日 - 25日 第91回全日本フィギュアスケート選手権門真 13
59.77
21
100.17
20
159.94
2021-2022 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2021年12月22日 - 26日 第90回全日本フィギュアスケート選手権さいたま市 24
55.69
18
109.27
19
164.96
2019-2020 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2019年12月19日 - 22日 第88回全日本フィギュアスケート選手権東京 28
45.33
- 28
45.33
2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年12月20日 - 24日 第87回全日本フィギュアスケート選手権門真 15
57.08
20
100.71
19
157.79
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年12月22日 - 25日 第85回全日本フィギュアスケート選手権門真 10
59.19
13
106.26
13
165.45
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年12月24日 - 27日 第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌 22
49.52
16
103.89
17
153.41
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年2月4日 - 14日 ユニバーシアード冬季競技大会グラナダ 7
49.71
6
98.98
7
148.69
2014年12月25日 - 28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 18
51.21
10
105.14
12
156.35
2014年11月14日 - 16日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 10
46.76
5
107.81
6
154.57
2014年10月15日 - 19日 2014年ニース杯ニース 5
46.57
2
109.11
2
155.68
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月28日 - 30日 2014年ガルデナスプリング杯ガルデナ 2
53.70
1
108.78
2
162.48
2013年12月20日 - 23日 第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 10
55.07
13
102.10
10
157.17
2013年10月9日 - 13日 ISUジュニアグランプリ タリン杯タリン 2
57.51
6
94.62
3
152.13
2013年9月18日 - 22日 ISUジュニアグランプリ バルティック杯グダニスク 7
44.42
2
102.44
4
146.86
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年3月27日 - 31日 2013年トリグラフトロフィーブレッド 2
54.63
2
96.02
2
150.65
2012年12月20日 - 24日 第81回全日本フィギュアスケート選手権札幌 23
42.23
10
101.66
11
143.89
2012年11月16日 - 18日 第81回全日本フィギュアスケートジュニア選手権西東京 2
56.61
12
87.40
6
144.01
2012年11月1日 - 4日 第28回西日本フィギュアスケートジュニア選手権(福岡 2
55.81
5
102.74
2
158.55
2012年10月10日 - 14日 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯ケムニッツ 5
51.49
2
93.02
2
144.51
2012年9月19日 - 23日 ISUジュニアグランプリ ボスポラスイスタンブール 4
49.16
4
89.37
4
138.53
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年12月22日 - 25日 第80回全日本フィギュアスケート選手権門真 13
48.26
10
98.57
13
146.83
2011年11月25日 - 27日 第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権八戸 6
49.34
4
98.68
5
148.02
2011年11月3日 - 6日 第28回西日本フィギュアスケートジュニア選手権(京都 21
40.18
3
97.59
5
137.77
2011年8月31日 - 9月3日 ISUジュニアグランプリ ボルボ杯(リガ 14
35.97
6
86.69
7
122.66
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 予選 SP FS 結果
2011年2月28日-3月6日 2011年世界ジュニアフィギュアスケート選手権江陵 1
91.84
6
51.82
7
96.80
8
148.62
2010年12月24日-27日 第79回全日本フィギュアスケート選手権長野 - 8
51.54
8
98.93
8
150.47
2010年11月26日-28日 第79回全日本フィギュアスケートジュニア選手権ひたちなか - 7
45.18
2
99.03
3
144.21
2010年11月4日-7日 第27回西日本フィギュアスケートジュニア選手権(福岡 - 4
45.80
2
94.59
2
140.39
2010年10月13日-17日 2010年ニース杯ニース - 4
48.00
7
86.45
7
134.45
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2009年11月21日 - 23日 第78回全日本フィギュアスケートジュニア選手権横浜 16
41.72
7
81.21
9
122.93
2009年10月30日 - 11月1日 第26回西日本フィギュアスケートジュニア選手権(倉敷 19
36.36
3
82.15
4
118.51

プログラム使用曲

[編集]
シーズン SP FS EX
2022-2023 Send In The Clowns
曲:スティーヴン・ソンドハイム
振付:大庭雅
テレビドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」より
Aesthetic
曲:澤野弘之
振付:大庭雅、安藤美姫
2021-2022 映画『タイタニック』より
作曲:ジェームズ・ホーナー
振付:安藤美姫
2020-2021
2019-2020
[4]
リバーダンス』より
「ファイアーダンス」
作曲:ビル・ウィーラン
振付:安藤美姫
2018-2019 テレビドラマ『エデンの東』より
作曲:リー・ホールドリッジ
振付:安藤美姫
2017-2018 ガブリエルのオーボエ
映画『ミッション』より
振付:安藤美姫
2016-2017[5] 映画『ナルニア国物語』より
振付:宮本賢二
2015-2016 Resphoina
作曲:久石譲
振付:宮本賢二
2014-2015 レ・ミゼラブル
作曲:クロード=ミシェル・シェーンベルク
振付:宮本賢二
2013-2014 テンペスト
作曲:ガエターノ・プニャーニフリッツ・クライスラー
振付:宮本賢二
2012-2013 火の鳥
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:宮本賢二
グッド・タイム
ボーカル:アウル・シティカーリー・レイ・ジェプセン
2011-2012 だったん人の踊り
作曲:アレクサンドル・ボロディン
振付:宮本賢二
Shall we dance?
作曲:リチャード・ロジャース
2010-2011 リバティ・ファンファーレ
作曲:ジョン・ウィリアムズ
振付:荻山華乃
2009-2010 バタフライ・ラヴァーズ
作曲:何占豪陳鋼

脚注

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外部リンク

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