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大念寺 (出雲市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大念寺
本堂
所在地 島根県出雲市今市町1696
山号 佛光山
院号 常照院
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 享徳元年(1452)
開山 榮休上人
中興 閑龍上人
文化財 今市大念寺古墳
法人番号 7280005002965 ウィキデータを編集
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大念寺(だいねんじ)は、島根県出雲市今市町にある浄土宗の寺院[1]

山号は佛光山、院号は常照院。本尊は阿弥陀如来。境内に今市大念寺古墳がある。

歴史

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寺伝によると、享徳元年(1452)尼子氏の出身と伝えられる榮休上人によって、上成(出雲市今市町)の地に建立。 承応年間(1652~1655)第11世單譽閑龍上人の時、現在の場所に移転。 文政年間(1818~1830)火災に遭う。 明治4年(1871)5月25日、大念寺に西学教導所、高勝寺(塩冶町)に南学教導所が置かれる。 明治6年(1873)5月12日、大念寺を仮校舎として神門郡今市村第七番小学校(今市小学校)開校。(同年9月に移転) 明治15年(1886)1月18日、本堂を役場として貸していたが、当直職員の火の不始末で焼失。この時焼け残った山門は、大念寺稲荷の門として再利用される。 明治32年(1899)本堂を再建。 明治40年(1907)5月、皇太子(大正天皇)山陰道行啓の際、随行の東郷平八郎大将の宿泊所となる。 昭和61年(1986)護念会館が完成。

境内

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  • 観音堂
  • 大念寺稲荷 - 南北朝時代、塩冶高貞によって塩冶郷の鬼門の位置に勧請されたと伝わる。
  • 一畑薬師灯籠(上町講)
  • 六地蔵
  • 十王堂
  • 歳徳神
  • 今市大念寺古墳
  • 無縁堂 - 無縁堂は、大念寺境内にあった仏堂。山号を法界山。創建年は不明、正徳5年(1715)今市町武田彌三衛門が再建。享保17年(1732)に再々建。本尊は阿弥陀如来、恵心僧都の作と伝わり、塩冶高貞の守仏であると言われている。

所在地

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〒693-0001島根県出雲市今市町1696番地

交通アクセス

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  • JR山陰線 出雲市駅 徒歩15分
  • 一畑電鉄 出雲科学館前 徒歩1分

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 出雲市の伝統芸能”. www.city.izumo.shimane.jp. 2022年8月1日閲覧。