大森勇門
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大森 勇門(おおもり たけと)は、日本の生物学者・農学者。大阪工業大学工学部生命工学科准教授、遺伝子組換え実験等安全委員会委員。農学博士(京都大学)。
主な専門は、農芸化学、食品科学、微生物学・生化学[1][2]。
生命工学の対外啓蒙活動として、市民と研究者とのオープンな交流を目的とした井戸端サイエンス工房主催第27回サイエンスカフェのゲストスピーカー(テーマ:酵素のチカラ)や[3]、理系を目指す小学生向け「科学体験ワークショップ」(テーマ:植物の色素で調べる酸・アルカリ)の講師も担当している[4]。
経歴
[編集]2005年京都大学大学院農学研究科応用生命科学専攻修士課程修了。2008年同研究科応用生命科学専攻博士後期課程指導認定退学、2009年農学博士(京都大学)[5]。京都大学化学研究所研究員、九州大学大学院農学研究院特任助教などを経て、2012年大阪工業大学工学部生命工学科に着任、現在は准教授[6][7]。
主な所属学会
[編集]主な著書・執筆
[編集]- 「ひらく、ひらく バイオの世界」(化学同人学術書、2012年)
- 「知ってる?D-アミノ酸」(生物工学会誌、2019年)
- 「食品タンパク質中の結合態D-アミノ酸の機能と生成機構の解析」(京都大学化学研究所、2017年)[8]
主な研究
[編集]- 食品中のD-アミノ酸分析とその合成に関与する微生物のD-アミノ酸代謝関連酵素の機能解析
- 好熱菌Geobacillus kaustophilus がもつ2つのNAD依存性アラニン脱水素酵素の機能解析とその生理的意義[9]
- 乳酸菌Lactobacillus属の新規分岐鎖アミノ酸ラセマーゼの機能解析[10]
- ヨーグルト酒中のGABA生産機構[11]
参考文献
[編集]- ^ 教員・研究室 大森 勇門 - 大阪工業大学
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/oit/openinfo/animal/idenshi_meibo20200401.pdf
- ^ https://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news4/2013/documents/130720_3/01.pdf
- ^ 「ポケモン研究所~キミにもできる!新たな発見~」協賛企画「科学体験ワークショップ」を開催 - 大阪工業大学
- ^ https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000010602962-00
- ^ http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/bre/vol15.pdf
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/public/img/2012_04.pdf
- ^ https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9705/9705_yomoyama.pdf
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/94/4/94_232/_article/-char/ja/
- ^ http://research-db.oit.ac.jp/html/100000999_ja.html
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/vso/90/11/90_567_567/_pdf