大槻喬
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大槻 喬(おおつき たかし、1893年4月8日 - 1969年11月16日)は、日本の電気工学者。電気学会会長。
経歴
[編集]兵庫県生まれ。1914年、東京高等工業学校付設工業教員養成所電気科卒業。1919年、東京外国語学校専修科ドイツ語学科卒業。1921年からアメリカ・イギリス・ドイツに留学。熊本高等工業学校教授を経て[1]、1929年、東京工業大学助教授。ドイツ留学を経て、1932年に東京大学工学博士号を修得、1934年に東工大電気工学科教授。1954年、定年退職し、名誉教授となると共に、明治大学教授、東洋電機製造取締役・技術研究所長に就任。1965年、東海大学工学部長。1969年、電気学会会長。
1969年11月16日、脳卒中のため東京都目黒区自由が丘の自宅にて死去。葬儀は同月24日、東海大学代々木校舎で大学葬として行われた[2]。
著書
[編集]- 「電気回路論」共立出版(1948)
- 「工業設備」千倉書房(1939)
脚注
[編集]- ^ 岡田大士, 「東京工業大学における戦後大学改革に関する歴史的研究」 東京工業大学 博士論文, 甲第6209号, 2005年, NAID 500000351703
- ^ 訃報欄 大槻喬氏(電気学会会長、東海大学教授)『朝日新聞』1969年(昭和44年)11月17日朝刊 12版 15面
参考文献
[編集]- 「20世紀日本人名事典」日外アソシエーツ(2004年刊)
脚注
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