大橋一章
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大橋 一章(おおはし かつあき、1942年4月14日 - )は、日本の歴史学者、美術史家。専門は日本美術史・東洋美術史。早稲田大学文学部教授。
人物・来歴
[編集]中国青島市生まれ。早稲田大学大学院博士課程了。2021年、瑞宝中綬章受章[1][2]。
著書
[編集]- 『寧楽美術の争点』(グラフ社、1984年)
- 『日本の古寺美術〈4〉 薬師寺』(保育社、1986年)
- 『聖徳太子への鎮魂―天寿国繡帳残照』(グラフ社、1987年)、現・ルックナゥ
- 『日本の古寺美術〈15〉 斑鳩の寺』(保育社、1989年)
- 『奈良大和路』(保育社カラーブックス、1993年)
- 『天寿国繡帳の研究』(吉川弘文館、1995年)新装版 2023年 ISBN 9784642016704
- 『飛鳥の文明開化』(吉川弘文館〈歴史文化ライブラリー〉、1997年) オンデマンド版 2017年 ISBN 9784642754125
- 『図説 敦煌―仏教美術の宝庫 莫高窟』(河出書房新社〈ふくろうの本〉、2000年)
- 『法隆寺・薬師寺・東大寺 論争の歩み』(グラフ社、2006年)
- 『奈良美術成立史論』(中央公論美術出版、2009年)
- 『會津八一』(中央公論新社〈中公叢書〉、2015年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『大和路のみ仏たち―奈良三十三か寺めぐり』(グラフ社、1987年、新版ルックナゥ 2009年) 森野勝との共編
- 『薬師寺』(里文出版、1990年) 安田暎胤との共編
- 『論争 奈良美術』(平凡社、1994年)
- 『法隆寺美術 論争の視点』(グラフ社、1998年)
- 『薬師寺―千三百年の精華―美術史研究のあゆみ』(里文出版、2000年) 松原智美との共編
- 『東大寺―美術史研究のあゆみ』(里文出版、2003年) 斎藤理恵子との共編
- 『「仏教」文明の受容と君主権の構築―東アジアのなかの日本』(勉誠出版、2012年)新川登亀男との共編
脚注
[編集]- ^ 『官報』号外第99号、令和3年4月30日
- ^ “令和3年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 5. 2023年2月15日閲覧。