大正村 (北海道)
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たいしょうむら 大正村 | |
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廃止日 | 1957年4月1日 |
廃止理由 |
編入合併 川西村、大正村 → 帯広市 |
現在の自治体 | 帯広市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 北海道地方 |
都道府県 | 北海道 十勝支庁 |
郡 | 河西郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 122.86 km2. |
総人口 |
5,873人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 |
帯広市 河西郡川西村、中札内村、更別村 中川郡幕別町 |
大正村役場 | |
所在地 | 北海道河西郡大正村 |
座標 | 北緯42度47分43秒 東経143度09分48秒 / 北緯42.79522度 東経143.16328度座標: 北緯42度47分43秒 東経143度09分48秒 / 北緯42.79522度 東経143.16328度 |
ウィキプロジェクト |
大正村(たいしょうむら)は北海道河西郡に存在した村である。現在の帯広市の南東部の地域に当たる。
村名は成立当時の元号に由来[1]。成立当初は現在の帯広市の南部から中札内村、更別村にかけてが当村の範囲だった。
地理
[編集]沿革
[編集]- 1902年(明治35年)4月1日 - 二級町村制施行、上帯広村(かみおびひろむら)、幸震村(さつない(こうしん)むら)、売買村(うりかりむら - 売買村、迫別(せまりべつ)村、戸蔦(とった)村、鵺抜(ぬえぬんけ)村の4村が合併)の3村が成立。
- 1915年(大正4年)4月1日 - 上帯広村、幸震村、売買村が合併し、大正村成立。3村名はそのまま大字となる。
- 1920年(大正9年)12月 - 北海道製糖会社(現・日本甜菜製糖)帯広工場と同工場の直営農場を当村内に開設。
- 1924年(大正13年)2月1日 - 大字上帯広村の全部と大字売買村の一部(主に札内川、戸蔦別川以西)が川西村として分村。
- 1926年(大正15年)4月1日 - 幕別村(現・幕別町)より、幕別村、別奴(べっちゃろ)村の2大字の各一部を編入。本村は4大字となる。
- 1929年(昭和4年) - 大字幸震村内に、サケマス孵化場が帯広町内から移転し開場。後の北海道水産孵化場十勝支場となる。
- 1929年11月2日 - 広尾線の帯広駅〜中札内駅間が開業。愛国駅、幸震駅(1944年4月1日に大正駅と改称)、中札内駅を開設。
- 1930年(昭和5年)10月10日 - 広尾線が大樹駅まで延伸開業。当時の村内に更別駅、上更別駅を開設。
- 1939年(昭和14年)4月1日 - 一級町村制施行。
- 1947年(昭和22年)9月1日 - 幸震村、売買村、幕別村の3大字の各一部が中札内村、幸震村、幕別村、別奴村の3大字の各一部が更別村としてそれぞれ分村。
- 1948年(昭和23年) - 大正農協開設。
- 1953年(昭和28年)11月15日 - 広尾線に北愛国駅を開設。
- 1955年(昭和30年) - 当時の農林省が、本村生産の紅金時豆を「大正金時」として銘柄認定。
- 1956年(昭和31年) - 広尾線に幸福仮乗降場を開設(同年11月1日に駅に昇格)。
- 1957年(昭和32年) - 川西村とともに帯広市へ編入。本村の全域をもって、帯広市大正町となる。
- 1963年(昭和38年) - 当時の大正町を、大正町、大正本町、中島町、愛国町、昭和町、幸福町、桜木町、以平町、泉町の9町に再編。
交通
[編集]鉄道
[編集]※当村廃止当時の時点
教育
[編集]※当村廃止当時の名称
- 高等学校
- 大正
- 中学校
- 大正、愛国、以平、上以平、戸蔦
- 小学校
- 大正、愛国、上途別、以平、上以平、幸福、戸蔦
脚注
[編集]- ^ 出典・参考:『角川日本地名大辞典・北海道』