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大沢博

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大沢 博(おおさわ ひろし、1928年9月15日[1] - 2020年5月6日[2])は、日本の心理栄養学者。岩手大学名誉教授。

来歴

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群馬県富岡市出身[2]。1952年に東京文理科大学を卒業した[3]岩手大学教育学部教授を務め、1994年に名誉教授となる[2]石川啄木病跡学的な研究書も刊行した。

2009年、瑞宝中綬章を受章[1]。2020年5月6日、肺炎により群馬県内の病院で死去した。91歳没[2]。死没日をもって正四位に叙される[4]

著書

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  • 『石川啄木の秘密』光文社<カッパブックス>、1977年
  • 『東海の小島の磯ー啄木短歌の心理学ー』洋々社、1978年
    • 『啄木短歌の心理学』洋々社、1988年(増補改訂版)
  • 『石川啄木の短歌創造過程の心理学的研究』桜楓社、1986年
  • 『食原性症候群』ブレーン出版、1986年
  • 『心理栄養学』ブレーン出版、1994年
  • 『悲哀と鎮魂ー啄木短歌の秘密ー』おうふう、1997年
  • 『食原性低血糖症』ブレーン出版、1998年
  • 『子どもも大人もなぜキレる』ブレーン出版、1998年
  • 『その食事では悪くなる』三五館、1999年
  • 『食事で治す心の病』第三文明社、2003年
  • 『食事で治す心の病 PartII』第三文明社、2004年
  • 『食事崩壊と心の病』第三文明社、2007年

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2018~2020』(日外アソシエーツ、2021年)p.99
  2. ^ a b c d “大沢 博氏”. 岩手日報. (2020年5月9日). https://www.iwate-np.co.jp/obituary/937 2020年5月10日閲覧。 
  3. ^ 精神医学の57年―分子整合医学のもたらす希望 - 紀伊國屋書店(「著者等紹介」を参照)
  4. ^ 『官報』第268号9頁 令和2年6月11日号