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大河内常平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大河内 常平(おおこうち つねひら、1925年2月9日-1986年6月26日[1])は、日本の作家、刀剣研究家。

人物・来歴

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本名・山田常平(じょうへい)。東京生まれ。

敗戦後、日本大学芸術学部に進学し卒業後、進駐軍に勤めるかたわら推理小説を書き、「地獄からの使者」が『別冊宝石』の懸賞に入選。以後多くの小説を書くが、70年代に筆を折り、刀剣研究と軍装コレクションに熱中した[2]

著書

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  • 『不思議な巷 エロチック・ミステリイ』あまとりあ社, 1956
  • 『与太公の街』榊原書店, 1957
  • 『地獄からの使者』榊原書店, 1957
  • 『夜に罪あり』あまとりあ社, 1957
  • 『九十九本の妖刀』講談社, 1959 映画「九十九本目の生娘」原作
  • 『腐肉の基地』章書房, 1960
  • 『餓鬼の館』浪速書房, 1960
  • 『25時の妖精』浪速書房, 1960
  • 『傷だらけの命』浪速書房, 1961
  • 『夜に挑む男』昭和書館, 1961
  • 『夜光獣』雄山閣出版, 1963
  • 『黒い奇蹟』圭文館, 1963
  • 『大河内常平探偵小説選』全2巻 (論創ミステリ叢書) 論創社, 2016.
  • 『人造人魚 他九篇』 (盛林堂ミステリアス文庫) 善渡爾宗衛編. 書肆盛林堂, 2021.7

共著

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  • 『趣味の日本刀』柴田光男共著. 雄山閣出版, 1963
  • 『日本の名刀』柴田光男共著. 雄山閣出版, 1981.12

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 西村賢太『誰もいない文学館』

関連項目

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