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大河原 亀文(おおかわら かめぶみ/きぶん、安永2年(1773年) - 天保2年10月7日(1831年11月10日))は武蔵国(現・埼玉県)の文人、風刺小説家。本名は包章。通称は文左衛門。字は夷彦。号に周滑平、非虚陳人、賤之屋など。
武蔵国高麗郡飯能村(現・埼玉県飯能市)生まれ。薬屋の亀屋を創業。家業のかたわら、漢詩、批評、風刺、和歌、俳句などの著作を残す。また、風刺小説家として、大窪詩仏や大田錦城ら一流の学者などを揶揄した「学者必読妙々奇談」を書いたことが有名[1]。
- ^ デジタル版 日本人名大辞典+Plus