大洗駅
大洗駅 | |
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駅舎 | |
おおあらい Ōarai | |
◄常澄 (3.3 km) (6.4 km) 涸沼► | |
所在地 | 茨城県東茨城郡大洗町桜道301 |
所属事業者 | 鹿島臨海鉄道 |
所属路線 | ■大洗鹿島線 |
キロ程 | 11.6 km(水戸起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,210人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1985年(昭和60年)3月14日[1] |
備考 | 社員配置駅 |
大洗駅(おおあらいえき)は、茨城県東茨城郡大洗町桜道にある鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の駅。
歴史
[編集]- 1985年(昭和60年)3月14日 - 大洗鹿島線開通時に開設[1]。
- 2005年(平成17年)7月 - レンタサイクル営業開始。
- 2020年(令和2年)
- 2023年(令和5年)3月2日 - 改札階とホームを結ぶエレベーターの供用開始[4]。
駅構造
[編集]単式ホームと島式ホームの計2面3線を有する高架駅。ホーム有効長は両方共140mとなっている[5]。駅舎は構内東側にあり、建物内には本社も同居している。大洗車両区は構内西側に置かれている。
終日社員配置駅。出札窓口(硬券入場券も発売)、自動券売機が設置されている。また、売店、インフォメーションコーナー(無休、開設時間9:00-17:00[6])もある。
駅舎の待合室は2020年(令和2年)に石井邦明のデザイン設計の下、リニューアル工事が行われ、「海の波」をイメージした明るい雰囲気になった[3]。待合室のベンチと袖机は、水戸産業技術専門学院1年生が製作したものである[3]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■大洗鹿島線 | 下り | 新鉾田・鹿島神宮方面 |
2・3 | 上り | 常澄・水戸方面 |
-
南側より望むホーム
(2007年8月) -
構内に並ぶ6000形気動車
(2007年8月) -
ホームより望む大洗車両区
(2005年7月)
利用状況
[編集]1日乗降人員推移 [7][8] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 1,873 |
2012年 | 2,088 |
2013年 | 2,149 |
2014年 | 2,102 |
2015年 | 2,166 |
2016年 | 2,334 |
2017年 | 2,247 |
2018年 | 2,210 |
当駅における輸送上の特徴
[編集]当駅は前述のように鹿島臨海鉄道本社、車両基地が併設されており、大洗鹿島線の運行上の拠点駅でもあり、当駅始発-水戸行の区間列車も約半数設定されている。
- 上り(常澄・東水戸・水戸方面)
- 日中は概ね1時間に2本の普通列車が停車する[9]。
- 下り(鹿島旭・新鉾田・鹿島神宮方面)
- 日中は概ね1時間に1-2本の普通列車(鹿島神宮行)が停車する。ただし、9時台から13時台は2時間1本程度となる。朝と夕方には新鉾田行の列車も設定されている[9]。
駅周辺
[編集]当駅は大洗町の代表駅であり、同町中心市街地、アクアワールド大洗、大洗磯前神社、大洗町幕末と明治の博物館の最寄り駅である[10]。駅周辺は主に住宅街で、商店街や観光地へは路線バスやタクシーを利用する。
- 大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」(駅舎隣接)[11]
- 大洗町役場
- 大洗郵便局
- 大貫郵便局
- 車塚古墳
- 涸沼川
- 大洗海岸公園
- 大洗サンビーチ海水浴場
- 大洗マリンタワー
- 大洗シーサイドステーション
- 茨城港大洗港区
- 大洗磯前神社
- アクアワールド・大洗
- 国道51号
- 茨城県道2号水戸鉾田佐原線
- 茨城県道106号長岡大洗線
路線バス
[編集]茨城県庁・大洗 - 成田空港線は関東鉄道、それ以外は全て茨城交通による運行。
大洗駅
[編集]系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
曲松・大洗海岸 | 那珂湊駅 | 学休日運休 | ||
大洗高校 | ||||
大貫上宿 | 大洗高校 | |||
サンビーチ海岸 シャトルバス |
大洗アウトレット前 | 大洗サンビーチ 海岸 |
夏季運行 | |
大 洗 循 環 バ ス |
海遊号 (アクアワールド 大洗ルート) |
アクアワールド大洗・大洗磯前神社前・曲松 | 大洗駅 | |
曲松・大洗磯前神社前・アクアワールド大洗 | 大洗駅 | |||
海遊号 (大洗サンビーチ ルート) |
大洗マリンタワー・サンビーチ海岸 | 大洗駅 | ||
じんぐりバス なっちゃん号 |
神山十文字・涸沼駅・原子力機構前・前原 | 大洗駅 | 土休日運休 | |
前原・原子力機構前・涸沼駅・神山十文字 | 大洗駅 | |||
高速バス | ローズライナー[12] | (途中降車不可) | 成田空港 | 2023年7月20日から運行 |
茨城県庁・大洗〜成田空港線[13] | (途中降車不可) | 成田空港 | 2023年7月20日から2023年12月20日までの実証運行 |
大洗駅入口
[編集]※大洗駅より北北東方面約400メートル先の「駅入口」交差点の北西側
系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
50 | 曲松・大洗海岸・アクアワールド大洗 | 那珂湊駅 | 朝夜はアクアワールド大洗通過 |
水戸大洗インター・六反田・本町・水戸駅北口・大工町 | 茨大前営業所 |
駅弁
[編集]万年屋の駅弁を販売している。販売される主な駅弁は下記の通り。
- 印籠弁当 - 水戸黄門の印籠の形をしたケースに入った弁当。これは元々水戸駅の駅弁であった。しかし調製元の鈴木屋が倒産し全駅弁が消えた。その際にこの「印籠弁当」は、「お弁当の万年屋」を展開するこうじやがレシピを引継いで当駅の駅弁となった。その後、水戸駅での販売が復活している[14]。
- 三浜たこめし
- ダイダラボウのはまぐりめし
- 磯節弁当 - 王様のブランチ行楽駅弁ランキング全国6位に選ばれた名物駅弁。
ただし、JTB時刻表 2024年3月号には大洗駅の駅弁の掲載は無い。
観光
[編集]大洗町はTVアニメ『ガールズ&パンツァー』の舞台だったため、茨城交通の協力の下、一時的に主人公の西住みほ(渕上舞)のアナウンスが流れ、列車やバスもアニメ仕様に変更された。駅には作中シーンがモチーフの横断幕も掲げられた。2017年時点でもラッピング列車2編成が運行中である他、インフォメーションセンターや駅内通路、売店ではポスター・看板などの掲出や関連商品の販売が行われている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、444頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 茨城新聞 (2020年8月28日). “駐輪場、ロータリー整備 大洗駅前広場 大規模改修終了し式典”. きたかんナビ. 2021年3月7日閲覧。
- ^ a b c “大洗駅の待合室が刷新 水戸産業技術専門学院の学生制作したベンチも”. 水戸経済新聞 (2020年10月30日). 2021年3月7日閲覧。
- ^ “大洗駅エレベーター供用 2基設置、バリアフリー化 茨城・大洗”. 茨城新聞. (2023年3月8日) 2023年7月18日閲覧。
- ^ 「鹿島線工事誌」 313頁
- ^ 「大洗駅インフォメーションの営業について」鹿島臨海鉄道2015年5月1日[リンク切れ]
- ^ 駅別乗降客数マップ -2019年7月3日閲覧
- ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年3月9日閲覧
- ^ a b 大洗駅時刻表.駅探
- ^ 鹿島臨海鉄道公式ホームページ
- ^ “大洗町観光情報交流センター「うみまちテラス」”. 大洗観光協会. 2021年3月7日閲覧。
- ^ 7月20日より成田空港線の一部の便を運行再開します
- ^ 「茨城県庁・大洗〜成田空港線」実証運行開始します
- ^ 「水戸駅で「印籠弁当」復活 3年8カ月ぶり きょう発売」産経ニュース2013年10月1日[リンク切れ]
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- ガールズ&パンツァー - 作中に度々登場