大熊幹章
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大熊 幹章(おおくま もとあき、1936年8月16日[1] - )は、日本の林学者、農学博士。東京大学名誉教授。専門は林産学、生物資源科学。日本学術会議会員(第16期)。
来歴
[編集]東京出身[1]。1960年東京大学農学部林産学科卒業[2]。東京大学大学院を修了後、1987年東京大学農学部教授[2](- 1997年)。東京大学名誉教授として定年退官後、1997年九州大学農学部教授(- 2000年)となる。その後、宮崎県林務部顧問として、宮崎県木材利用技術センターの設立に携わり[2]、2001年同センター所長に就任する[2]。また、2005年から独立行政法人森林総合研究所理事長を務めた[2](- 2007年)
1966年 東京大学 農学博士。論文の題は「合板の機械的性質に関する研究」[3]。
その他に、日本木材学会会長、日本農学会会長、木質構造研究会名誉会長、日本木材加工技術協会会長などを歴任した。2002年には木質構造研究会大熊幹章賞が創設されている[4]。
表彰
[編集]著書
[編集]- 『地球環境保全と木材利用』(単著、全国林業改良普及協会、2003年)
- 『木材の工学』(共著、文永堂出版、1991年)