大田区歌
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大田区歌 | |
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作詞 |
向井みどり 高橋掬太郎(補作) |
作曲 | 山田耕筰 |
採用時期 | 1954年10月30日[1] |
言語 | 日本語 |
「大田区歌」(おおたくか)は、東京都大田区が制定した区歌である。作詞・向井みどり、作曲・山田耕筰。
本記事では、区歌と同日に制定された「大田音頭」(おおたおんど)についても解説する。
解説
[編集]「大田区制定 大田音頭 / 大田区歌」 | |
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(A面) 久保幸江、青木光一 / (B面) 伊藤久男、安西愛子 の シングル | |
A面 | 大田音頭 |
B面 | 大田区歌 |
リリース | |
規格 | SPレコード |
ジャンル | 音頭、区歌 |
レーベル | 日本コロムビア(PR-1479) |
作詞・作曲 |
作詞:向井みどり(#A), 高橋掬太郎(#B) 補作:高橋掬太郎(#A) 作曲:山田耕筰(#A, B) |
1954年(昭和29年)に大田区民会館の落成竣工を記念して歌詞を懸賞募集し、制定されたものである[2]。応募総数は332篇で[1]、審査委員の高橋掬太郎が補作したものを採用として旧「東京市歌」や「千代田区歌」を手掛けた山田耕筰に作曲を依頼し、10月30日付で制定告示が行われた[3]。
発表演奏は12月3日の区民会館落成式に合わせて実施され、その席上では高橋が作詞・山田が作曲した区民音頭「大田音頭」も発表されている。翌1955年(昭和30年)4月に日本コロムビアがA面に久保幸江と青木光一が歌唱する「大田音頭」、B面に伊藤久男と安西愛子が歌唱する「大田区歌」を吹き込んだSPレコード(規格品番:PR-1479)300枚を委託製造した[3]。「大田区歌」と「大田音頭」の歌詞と楽譜は制定時に1万枚が印刷されて希望者への配布を行ったのをはじめ[3]、1996年(平成8年)刊の『大田区史』下巻に収められている[4]。
なお2018年(平成30年)には区制70周年を記念して新規の愛唱歌「笑顔、このまちから」(作詞:湯川れい子、作曲・編曲:千住明)を選定したが[5]、同時期に旧来の「中野区歌」を廃止して2代目区歌「未来カレンダー Forever nakano」へ代替わりさせた中野区とは異なり、大田区役所では「大田区歌」を存続させるとしている。
参考文献
[編集]- 『大田区政十年 本編』(大田区役所、1957年) NCID BN13474794
- 大田区史編さん委員会 編『大田区史』下巻(大田区役所、1996年) NCID BN00528121
- 中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0