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大田直子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大田 直子(おおた なおこ、1956年7月6日[1] - 2010年3月28日)は、教育行政学者。

東京都生まれ。父は1971年全日空機雫石衝突事故で犠牲となった教育学者・工学院大学助教授の大田捷(没後、教授に昇進)[2]。1980年東京女子大学文理学部社会学科卒。1989年東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。1991年帝京大学文学部専任講師、1991年 東大教育学博士[3]、1994年東京都立大学助教授、2005年首都大学東京助教授、2006年教授[4]

2010年3月28日、のため死去[1]

著書

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  • 『イギリス教育行政制度成立史 パートナーシップ原理の誕生』東京大学出版会 1992
  • 『現代イギリス「品質保証国家」の教育改革』世織書房 2010

共編著

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  • 『学校をよりよく理解するための教育学』全6巻 黒崎勲共編著 学事出版 2005-2008
  • 『教育のために 理論的応答』田原宏人共編 世織書房 2007

翻訳

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  • アンディ・グリーン『教育・グローバリゼーション・国民国家』東京都立大学出版会 2000
  • M.F.D.ヤング『過去のカリキュラム・未来のカリキュラム 学習の批判理論に向けて』監訳 東京都立大学出版会 2002
  • マイケル・W.アップル『右派の/正しい教育 市場,水準,神,そして不平等 第2版』世織書房 2008

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.118
  2. ^ 「大田直子さんに関する思い出のかずかず」浪本勝年
  3. ^ 大田直子『イギリス教育行政制度におけるパートナーシップ原理の歴史的形成とその構造』東京大学〈教育学博士 甲第8809号〉、1991年。doi:10.11501/3058746NAID 500000081567https://doi.org/10.11501/30587462024年2月15日閲覧 
  4. ^ 大田直子教授 略歴/著作目録」『人文学報. 教育学』第46号、首都大学東京都市教養学部人文・社会系 東京都立大学人文学部、2011年3月、27-37頁、CRID 1050845763838760960hdl:10748/4286ISSN 03868729