市立大町図書館
市立大町図書館 | |
---|---|
施設情報 | |
前身 |
町立大町図書館[1] 大町公民館図書部[1] 大町市立図書館[1] |
事業主体 | 大町市 |
管理運営 | 大町市 |
建物設計 | 県設計[2] |
開館 | 1942年8月[1] |
所在地 |
〒398-0002 長野県大町市大字大町4710-6[2] |
位置 | 北緯36度30分30.8秒 東経137度51分5.3秒 / 北緯36.508556度 東経137.851472度座標: 北緯36度30分30.8秒 東経137度51分5.3秒 / 北緯36.508556度 東経137.851472度 |
ISIL | JP-1001686 |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 15万1,287冊(2020年[3]時点) |
条例 | 市立大町図書館設置及び管理に関する条例(昭和45年6月27日大町市条例第25号) |
職員数 | 7名、うち専任1名(2018年)[3] |
公式サイト | http://www.city.omachi.nagano.jp/indexpage/indexpage060/index00034.html |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
市立大町図書館(しりつおおまちとしょかん)は、長野県大町市にある公共図書館。旧図書館に隣接する地に、1999年(平成11年)10月1日に新築開館した[4]。開館と同時にコンピュータと自動貸出機を導入した[4]。体育館・児童館・文化財センターなどの教育関連施設が集まる西公園の一角にある[1]。
歴史
[編集]1942年(昭和17年)8月、町立大町図書館として設立し、1948年(昭和23年)2月に大町公民館図書部となる[1]。1954年(昭和29年)7月、北安曇郡大町が周辺村と合併し大町市となったことに伴い、大町市立図書館に改称した[1]。
1970年(昭和45年)10月に新図書館が竣工し、同年10月12日に開館式を挙行した[1]。1999年(平成11年)10月1日、旧館の隣地に新館が開館した[4]。
特色
[編集]大町市は北アルプスの山麓にあることから、山岳関係図書の収集に力を入れている[5]。2018年(平成30年)12月16日には開館20周年記念イベントを開催し、大町市出身の小説家である新津きよみのトークイベントなどを行った。
2012年(平成24年)8月1日には、信州大学附属図書館との間で連携協定を締結し、資料の連携、相互貸借、OPACの相互連携、図書館イベントの合同実施などに取り組んでいる[6]。2017年(平成29年)10月1日には、北アルプス連携自立圏(北アルプス地域)図書館相互利用が開始され、連携自立圏の居住者は市立大町図書館、池田町図書館、松川村図書館、白馬村図書館、小谷村図書館で貸出カードを作成することが可能となった[7]。
特殊コレクションとして、社村の庄屋文書(約80点)と中村白葉記念文庫(約4,000冊)を保有する[8]。中村白葉記念文庫は、白葉の娘婿・中村融から寄贈された白葉の旧蔵書であり、『世界文学全集』やロシア文学関係資料、フョードル・ドストエフスキー、アントン・チェーホフらの全集などがある[9]。
施設
[編集]建物は飛騨山脈(北アルプス)の風景になじむように県設計が設計した[2]。
交通
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 丸山信『長野県の図書館』三一書房〈県別図書館案内シリーズ〉、1998年3月31日、278頁。ISBN 4-380-98223-8。
- 社団法人日本図書館協会図書館年鑑編集委員会 編 編『図書館年鑑 2000』社団法人日本図書館協会、2000年6月30日、790頁。ISBN 4-8204-0005-3。
- 田中和彦 著「長野県」、社団法人日本図書館協会図書館年鑑編集委員会 編 編『図書館年鑑 2000』社団法人日本図書館協会、2000年6月30日、30頁。ISBN 4-8204-0005-3。
- 県立長野図書館 『長野県公立図書館概況』 平成30年度