大祚栄 (駆逐艦)
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大祚栄 | |
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基本情報 | |
建造所 | 大宇造船海洋 |
運用者 | 大韓民国海軍 |
艦種 | 駆逐艦 |
級名 | 李舜臣級 |
艦歴 | |
起工 | 2002年 |
進水 | 2003年11月12日 |
就役 | 2005年6月30日 |
要目 | |
基準排水量 | 4,400トン |
満載排水量 | 5,500トン |
全長 | 154.4m |
最大幅 | 16.9 m |
吃水 | 4.3m |
機関 | CODOG方式 |
主機 |
・MTU 20V956 TB92 ディーゼルエンジン×2基 ・LM2500 ガスタービンエンジン×2基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 |
ディーゼル8,000馬力 ガスタービン58,200馬力 |
速力 | 29ノット |
航続距離 | 4,000海里 (18kt巡航時) |
乗員 | 200名 (士官18名) |
兵装 |
・62口径127mm単装砲×1基 ・ゴールキーパーCIWS×1基 ・Mk.41 VLS×32セル ・RAM近SAM 21連装発射機×1基 ・SSM 4連装発射筒×2基 ・3連装短魚雷発射管×2基 |
搭載機 | リンクス哨戒ヘリコプター×2機 |
C4ISTAR |
KNTDS(リンク 11) SSCS Mk.7+WDS Mk.14 |
レーダー |
・AN/SPS-49(v)5 対空捜索用基 ・MW-08 低空警戒・対水上捜索用 ・DTR-92 航法用 ・STIR-240 射撃指揮用×2基 |
ソナー |
・DSQS-21BZ 艦底装備式 ・SQR-220K 曳航式 |
電子戦・ 対抗手段 |
・SLQ-200(v)5K電波探知妨害装置 ・DAGAIE Mk.2 デコイ発射機×4基 ・SLQ-260K 対魚雷デコイ装置 ・AN/SLQ-25 対魚雷デコイ装置 |
大祚栄(テ・ジョヨン、日本語読み:だい そえい、朝鮮語:대조영、ラテン文字:Dae Joyeong, DDH-977) は、大韓民国海軍の駆逐艦。李舜臣級駆逐艦の3番艦。艦名は渤海の初代王・大祚栄に由来する。
艦歴
[編集]「大祚栄」は、KDX-IIに基づく4,400トン級駆逐艦として大宇造船海洋で建造され、2003年11月12日進水、2005年6月30日に就役した。
2009年7月16日、ソマリア沖の海賊対策の為に編成された清海部隊第2次隊として、韓国を出発。8月22日に現地にて任務を開始する。12月21日に第3次隊の「DDH-975 忠武公李舜臣」と交代し帰国の途につく。任務中は韓国籍船舶66隻を含む、25回全592隻の船舶に対する護衛を実施、ほかに海賊に拉致されたイエメン漁師5名を救出している[1]。2010年1月18日午前、鎮海軍港に帰港する[2]。
2011年12月16日、清海部隊第9次隊として釜山海軍作戦基地を出航し、2012年1月中旬頃に現場海域に到着し護衛任務を開始し、6月頃まで任務継続の予定[3]。
2014年4月16日、全羅南道珍島郡観梅島沖で起こったセウォル号沈没事故の捜索活動を行う。この際、21歳の兵長が貨物エレベーターの作業中に頭部を負傷、19日に死亡した[4]。
2015年10月、平成27年自衛隊観艦式に13年ぶりに韓国海軍艦艇として参加した[5]。
脚注
[編集]- ^ “青海部隊、23日現地で任務交代”. innolife. (2009年12月23日)
- ^ “청해부대 2진 "한국해군 위상 높여 보람"” (朝鮮語). 聯合ニュース. (2010年1月18日)
- ^ “더욱 강해진 아덴만 수호신 청해부대 9진 '출격'” (朝鮮語). Asia news agency. (2011年12月16日)
- ^ “大祚栄艦で頭を怪我した兵士、とうとう死亡”. 東亜日報日本語版. (2014年4月21日)
- ^ “韓国海軍、日本の自衛隊観艦式に駆逐艦「大祚栄」派遣へ”. 中央日報日本語版. (2015年9月8日)