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大藪虎亮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大藪 虎亮(おおやぶ こりょう、1885年12月1日 - 1966年)は、日本国文学者。は紫牛[1]

経歴

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福岡県出身。1905年福岡県立尋常中学修猷館[2]、1909年第五高等学校英語文科[3]を経て、1912年東京帝国大学文科大学国文学科[4]を卒業。

1920年第四高等学校教授に就任し、国語を講じる[5]。1935年旧制広島高等学校教授に転じて、国語を講じる[6]

主な編著書

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  • 『奥の細道の新研究 詳解口訳』 研精堂 1926年
  • 『俳文俳句川柳選』 広文堂 1930年
  • 『日本永代蔵新講』 白帝社 1937年
  • 『近松傑作選』 明治書院 1948年
  • 『近松傑作選新解』 明治書院 1951年
  • 『定本奥の細道新講』 武蔵野書院 1951年
  • 『要註日本永代蔵世間胸算用』 武蔵野書院 1952年
  • 『芭蕉紀行全集新解』 明治書院 1953年
  • 『芭蕉名句鑑賞』 明治書院 1953年

脚注

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  1. ^ 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス 「大藪, 虎亮, 1885-1966」
  2. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員5頁
  3. ^ 『第五高等学校一覧(自昭和11年至昭和12年)』(第五高等学校、1936年)227頁
  4. ^ 『東京帝国大学一覧(従大正7年至大正8年)』(東京帝国大学、1919年)学士及卒業生姓名259頁
  5. ^ 『第四高等学校一覧(自大正9年9月至大正10年3月)』(第四高等学校、1920年)89頁
  6. ^ 『広島高等学校一覧(昭和11年4月至12年3月)』(広島高等学校、1936年)63頁