大蛇に嫁いだ娘

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大蛇に嫁いだ娘
ジャンル 異種族恋愛漫画
漫画
作者 フシアシクモ
出版社 エンターブレイン
レーベル コミックビーム
発表期間 2021年2月 -
巻数 既刊5巻(2024年1月12日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

大蛇に嫁いだ娘』(おろちにとついだむすめ)は、フシアシクモによる日本漫画作品。2021年2月にpixivコミック「コミックマルシェ」で連載開始。2021年11月にKADOKAWAよりコミックビームレーベルで単行本が発売。

ダ・ヴィンチ×ニコニコ「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門にノミネートされた[1]ほか、NTTソルマーレ「コミックシーモア」の「電子コミック大賞2023」で男性部門賞を受賞[2]

あらすじ[編集]

額に傷のある村娘のミヨは、供え物として大蛇に嫁がされる。ミヨは最初は大蛇に怯えるが、大蛇の優しさに接してやがて心をひらく。

登場人物[編集]

声は、ボイスコミックの担当声優[3]

大蛇
声 - 子安武人
ミヨの村の近くの山に住む大蛇。山の主。500歳くらい
ミヨ
声 - 花守ゆみり
額に傷のある村娘。18歳。村のために大蛇に嫁がされる。
清之助(せいのすけ)
ミヨの父。親友の喜助を殺した疑いをかけられた後、水死体でみつかる。
ミチ
ミヨの母。清之助の死後、気がふれる。
渉(わたる)
ミヨの弟、11歳。お姉ちゃんっ子。
安憬
恩人の仇である大蛇を探して旅をしている僧侶。21歳、東北出身。
徳郎
ミヨの村の村長
元二(げんじ)
喜助の弟。31歳。ミチに片思いしていたため、ミヨらに優しく接する。
八兵衛
なぜか人語を解するタヌキ。大蛇とミヨの仲をとりもつ。80歳くらい。

書誌情報[編集]

  • フシアシクモ 『大蛇に嫁いだ娘』 KADOKAWA〈ビームコミックス〉、既刊5巻(2024年1月12日現在)
    1. 2021年11月12日発行、ISBN 978-4-04-736844-6
    2. 2022年4月12日発行、ISBN 978-4-04-737004-3
    3. 2022年10月12日発行、ISBN 978-4-04-737244-3
    4. 2023年5月12日発行、ISBN 978-4-04-737437-9
    5. 2024年1月12日発行、ISBN 978-4-04-737818-6

出典[編集]

  1. ^ 2023Webマンガ部門ノミネート作品 次にくるマンガ大賞公式サイト 2023年8月20日閲覧
  2. ^ 電子コミック大賞2023受賞作品 コミックシーモアホームページ 2023年8月20日閲覧
  3. ^ 人外×少女の異類婚姻譚「大蛇に嫁いだ娘」子安武人と花守ゆみりがボイスコミック化 コミックナタリー 2024年4月4日閲覧

外部リンク[編集]