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大規長根

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大規長根
標高 598.8 m
所在地 日本の旗 日本
秋田県鹿角郡小坂町
位置 北緯40度23分59秒 東経140度42分14秒 / 北緯40.39972度 東経140.70389度 / 40.39972; 140.70389座標: 北緯40度23分59秒 東経140度42分14秒 / 北緯40.39972度 東経140.70389度 / 40.39972; 140.70389
大規長根の位置(日本内)
大規長根
大規長根の位置
プロジェクト 山
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大規長根(おおつきながね)は、秋田県鹿角郡小坂町にある山である。

概要

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標高598.8m。古遠部川流域(米代川支流小坂川水系)にある。

エピソード

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大規長根のある古遠部川流域は昔、天然の秋田スギに覆われていたが、酒樽などに使用されたため、だんだんと姿を消した。

江戸時代、秋田スギの丸太を数10cmの長さに切って割り、柾(樽丸とも)にしたものを、米代川を舟で下って能代港から北前船大坂へ運んで樽に加工し、酒を詰めて東海道を通り江戸へ輸送した。大坂で詰めた酒は江戸に着く頃、秋田スギのほのかな香りを帯びてほどよく熟成し、江戸っ子たちの賞賛を浴びたという[1]

脚注

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  1. ^ 参考文献:鹿角市、1982 - 1997、『鹿角市史』ほか

関連項目

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