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大辻雄介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大辻 雄介(おおつじ ゆうすけ、1974年[1] - )は、日本の教育者で、地域支援コンサルタント。北海道大空高等学校[2]のほか、総務省地域情報化アドバイザー[1]スタディサプリの数学講師[3]を務める。

来歴

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1974年兵庫県出身[4]慶應義塾大学経済学部を卒業[1]

1998年より[5]、学習塾や予備校で算数や数学の講師を務めたのち、2004年4月に[5]ベネッセコーポレーションに入社した[1]。ベネッセではICT活用による教育事業開発に従事した[1]

2013年にベネッセを退職し、2014年4月に島根県隠岐郡海士町に移住する[1]。「スタディサプリ」数学講師となる傍ら「島前教育魅力化プロジェクト」に参加し[1]、公立塾マネジメント・公立塾および隠岐島前高校教育情報化を担当した[5]

2017年、高知県土佐町に移住し[1]高知県立嶺北高等学校の「魅力化プロジェクト」において、在校生専用の公営塾「燈心嶺」の特別講師を務めた[6]。また、公設塾や公営塾を設立したほか、探求学習の開始をサポート[4]

2017年4月には、NPO 法人 SOMA 副代表理事に就任した[5]

2018年度より、総務省地域情報化アドバイザに就任。

2019年4月 一般社団法人れいほく未来創造協議会 事務局長に就任[5]

2020年度より大空高校魅力化振興監として高校づくりに参画[4]

2021年4月、正規の教員免許を持たないまま、北海道大空高等学校の学校長に就任[2]。大空高等学校は、北海道女満別高等学校(道立)と北海道東藻琴高等学校(町立)が発展的に統合解消して発足した学校で[7]、大辻は初代校長である[2]。校内では姿で過ごし、「校長」という呼び方を拒否していると報じられている[2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 大辻雄介; 前道慶太(インタビュアー:水野雅弘)「地域の課題が主体性を育む。心を耕す、大空高等学校(大空町)」『tomosu』、2021年9月11日https://tomosu.life/articles/ozora2022年6月1日閲覧 
  2. ^ a b c d “教員免許なし、はかま姿の型破り校長「高校は滑走路だ」”. 毎日新聞. (2021年6月20日). https://mainichi.jp/articles/20210620/k00/00m/040/093000c 2022年6月1日閲覧。 (Paid subscription required要購読契約)
  3. ^ 大辻 雄介”. スタディサプリ. 講師紹介. 2022年6月1日閲覧。
  4. ^ a b c 校長あいさつ”. 北海道大空高等学校. 学校の特色. 2023年2月21日閲覧。
  5. ^ a b c d e 大辻 雄介” (PDF). APPLIC. 地域情報化アドバイザープロフィール. 全国地域情報化推進協会. 2022年10月4日閲覧。
  6. ^ 公営塾「燈心嶺」 - 嶺北高校魅力化プロジェクト(2022年6月1日閲覧)
  7. ^ 大辻雄介 (2021年7月15日). “どうやらちょっと変わった学校のようです。”. note. 北海道大空高等学校. 2022年6月1日閲覧。