大里古墳
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大里古墳 | |
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所在地 | 徳島県海部郡海陽町大里浜崎34-4 |
形状 | 横穴式石室 |
出土品 | 須恵器、鉄鏃、装身具など |
築造時期 | 7世紀前半 |
史跡 | 徳島県指定史跡 |
大里古墳(おおさとこふん)は、徳島県海部郡海陽町にある古墳。徳島県指定史跡。徳島県南最大の横穴式円墳。阿波海南文化村で古墳の復元などが展示されている。
概要
[編集]海部川を臨む段丘上の標高約8mの地点に位置する。かつては数基の古墳が存在していたが、現在は2号墳のみが残る。1951年(昭和26年)から計4度の調査が行われており、1996年(平成8年)の徳島大学考古学研究室による調査で、直径約20mの墳丘をもち、周囲に幅約2mの周濠がめぐっていたことが確認された[1]。
墳丘の中央には横穴式石室が作られている。石室の規模は全長11.2m、玄室長5.7m、幅1.95m、羨道長5.5m。重さ5tを超える巨石を用いて石室が築かれている。石室からは須恵器や鉄鏃、装身具などが出土した。出土した須恵器の特徴から7世紀はじめ頃に築造されたと考えられる[2]。
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ “大里古墳古墳”. レキシルとくしま. 2023年7月29日閲覧。
- ^ “阿波海南・大里2号墳発掘調査報告書”. 奈良文化財研究所. 2023年7月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 大里古墳(県指定史跡) - レキシルとくしま