大阪マリオット都ホテル
大阪マリオット都ホテル Osaka Marriott Miyako Hotel | |
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大阪マリオット都ホテルが入居する「あべのハルカス」(2013年5月) | |
ホテル概要 | |
正式名称 | 大阪マリオット都ホテル |
ホテルチェーン | マリオット・ホテル&リゾート、都ホテルズ&リゾーツ |
デベロッパー | 近畿日本鉄道 |
運営 | 近鉄・都ホテルズ |
階数 | 19 - 20,38 - 55,57階 |
レストラン数 | 3軒 |
部屋数 | 360室 |
スイート数 | 6室 |
延床面積 | 約32,000 m² |
開業 | 2014年(平成26年)3月7日 |
最寄駅 | 大阪阿部野橋駅、天王寺駅 |
所在地 |
〒545-0052 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 |
位置 | 北緯34度38分44.9秒 東経135度30分48秒 / 北緯34.645806度 東経135.51333度 |
公式サイト | 公式サイト |
大阪マリオット都ホテル(おおさかマリオットみやこホテル、英: Osaka Marriott Miyako Hotel)は、大阪市阿倍野区の超高層ビル「あべのハルカス」内にあるホテルである。
概要
[編集]近鉄ホテルシステムズ(現:近鉄・都ホテルズ)がマリオット・インターナショナルと提携し、ホテル運営は近鉄・都ホテルズが担当する[1]。ホテルの名称は両社のホテルブランド「都ホテル」と「マリオット」を冠したものである。
フロア構成は、19階・20階の共用部分(ホテルロビー、バー・ラウンジ、ブッフェレストラン、中小個室など)、38階から55階の客室(室数:360室)と、57階のレストランに分かれる。標準客室の面積は38m2を基本とし、全客室のバスルームに洗い場を設けるなど、快適に宿泊できる設計となっている[1]。なお、ホテル施設は横浜ロイヤルパークホテルに次いで日本で2番目の高さに位置している[2]。
「マリオット」ブランドの日本展開は東京(いったん離脱したが2013年12月に再進出)、名古屋、沖縄に次いで4軒目で、関西では初となる。
施設
[編集]階 | 大阪マリオット都ホテル |
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57F | レストラン「ZK」(ジーケー) |
55F | インペリアルスイート(1室)・クラブルーム |
54F | ロイヤルスイート(1室)・クラブルーム |
53F | エグゼクティブスイート(2室)・クラブルーム |
53F - 55F | クラブフロア:クラブルーム・デラックスルーム・スーペリアルーム |
50F - 52F | アッパーフロア:プレミアムルーム・デラックスルーム・スーペリアルーム |
39F - 49F | レギュラーフロア:レギュラールーム・デラックスルーム・スーペリアルーム |
38F | クラブラウンジ・フィットネスジム・コンフォートスイート(2室)・コンフォートルーム |
20F | 中個室(茜)・小個室(月・光・星・空・雲・海) |
19F | ホテルロビー、ロビーラウンジ「LOUNGE PLUS」・バー「BAR PLUS」 ライブキッチン「COOKA」(クーカ)、リテールショップ「M-Boutique」 |
1F | エントランス |
B3F | 車寄せ、駐車場 |
客室は38階から55階に設けられており、以下に示す4つのフロア名で区分されている。
- 53F - 55F:クラブフロア
- 50F - 52F:アッパーフロア
- 39F - 49F:レギュラーフロア
- 38F:コンフォートフロア
レストラン「ZK」(ジーケー)
[編集]当ホテルの最上階である57階、約270mの高さに位置する高層レストランである。日本の高層レストランとしては、東京スカイツリーの「Sky Restaurant 634 (MUSASHI)」(345m)、横浜ロイヤルパークホテルのスカイラウンジ「シリウス」(277m)に次ぐ第3位の高さである。メニューは欧風料理・日本料理・鉄板焼きがメインで、夕食に限りタパスが用意されている。
席数は鉄板焼・テーブル席・ビストロカウンター・割烹カウンターを合わせて約208席。全席禁煙であるが、フロア内に喫煙所が存在する。
クラブラウンジ
[編集]クラブルームとスイートルーム宿泊者及びマリオット ボンヴォイのプラチナエリート(2018年7月まではゴールドエリート[3])会員以上専用のラウンジであり、38階に位置する。3層吹き抜けで天井高は約9mであり、面積は460m2、席数は77席である。当ラウンジが利用できる客室は、クラブフロアとコンフォートフロアの全客室と、アッパーフロアの各フロア3室[注 1]に限られ、該当する客室のチェックイン・チェックアウトは原則として当ラウンジで行う。コンチネンタルブッフェ、アメリカンブッフェ、アフタヌーンティー、カクテルタイム、2回のティータイムと、1日6回のフードプレゼンテーションが受けられる。
ライブキッチン「COOKA」(クーカ)
[編集]19階に位置するブッフェレストランである。朝食、昼食、夕食の3食ともブッフェスタイルが基本であるが、朝食に限り、洋食のセットメニューや和定食などのメニューも存在する。席数は204席で、全席禁煙である。
LOUNGE PLUS
[編集]19階フロントロビーに位置するラウンジ。席数は90席で全席禁煙。
BAR PLUS
[編集]19階フロントロビーに位置し、前述のLOUNGE PLUSと正対の位置にあるバー。席数は58席で全席禁煙。お酒だけでなく、ボリュームある食事も楽しめる。
リテールショップ M-Boutique
[編集]テイクアウトコーナー。ホテルメイドのスイーツやホテルが厳選したアイテムが揃えられている。
客室
[編集]客室はすべてツインルームまたはダブルルーム仕様であり、定員は2名を基本としている。
- 39階と、スイートルーム(クラブフロアーの一部)以外は禁煙ルームである。
- デラックスルームのうちツインルームは、エキストラベッドを追加することで3名での宿泊が可能。
- スーペリアルームの一部は、ツインルームとダブルルームを組み合わせたコネクティングルームとすることが可能。
- ロイヤルスイートの定員は4名である。
タイプ | 部屋数 | 面積(m2) | 階 |
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レギュラーフロア スーペリアルーム | 110 | 38 | 39F - 49F |
レギュラーフロア デラックスルーム | 88 | 38 | 39F - 49F |
レギュラーフロア プレミアムコーナールーム | 20 | 42,51 | 40F - 49F |
レギュラーフロア ジュニアスイート | 10 | 58 | 40F - 49F |
アッパーフロア スーペリアルーム | 30 | 38 | 50F - 52F |
アッパーフロア デラックスルーム | 24 | 38 | 50F - 52F |
アッパーフロア クラブコーナールーム | 6 | 42,51 | 50F - 52F |
アッパーフロア クラブジュニアスイート | 3 | 58 | 50F - 52F |
クラブ スーペリアルーム | 30 | 38 | 53F - 55F |
クラブ デラックスルーム | 24 | 38 | 53F - 55F |
コンフォートルーム | 6 | 38 | 38F |
コンフォートスイート | 2 | 73,76 | 38F |
エグゼクティブスイート | 2 | 76,78 | 53F |
ロイヤルスイート | 1 | 159 | 54F |
インペリアルスイート | 1 | 162 | 55F |
交通アクセス
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ クラブコーナーツイン、クラブコーナーキング、クラブジュニアスイートである。
出典
[編集]- ^ a b 『「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」ホテル計画においてマリオット・インターナショナルとの提携を決定』(PDF)(プレスリリース)近畿日本鉄道、近鉄ホテルシステムズ、2011年7月6日 。2022年3月10日閲覧。
- ^ 日本最高層ビルの寝心地は? 「大阪マリオット都ホテル」大解剖(日経ビジネスオンライン 2014年3月27日)
- ^ 会員特典をさらに楽しむ|エリート資格を満喫|Marriott Bonvoy(2019年4月25日閲覧)
関連項目
[編集]- ザ・リッツ・カールトン大阪 - マリオット・インターナショナル傘下のホテルブランド「ザ・リッツ・カールトン」日本第1号店。北区梅田のハービスOSAKA内に所在する。
- 都シティ 大阪天王寺 - 同じ阿部野橋で近鉄・都ホテルズが運営するホテル。旧:天王寺都ホテル。
- シェラトン都ホテル大阪 - 上本町で近鉄・都ホテルズが運営するホテル。マリオット・インターナショナル傘下の「スターウッド・ホテル&リゾート」に属する。
外部リンク
[編集]- 大阪マリオット都ホテル 都ホテルズ&リゾーツ
- 大阪マリオット都ホテル マリオット・インターナショナル