大阪府立西淀川高等学校
大阪府立西淀川高等学校 | |
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大阪府立西淀川高等学校 | |
北緯34度42分7.3秒 東経135度26分3.3秒 / 北緯34.702028度 東経135.434250度座標: 北緯34度42分7.3秒 東経135度26分3.3秒 / 北緯34.702028度 東経135.434250度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 大阪府 |
設立年月日 | 1978年 |
閉校年月日 | 2019年3月31日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 27251F |
所在地 | 〒555-0031 |
外部リンク | 公式サイト |
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大阪府立西淀川高等学校(おおさかふりつ にしよどがわこうとうがっこう)は、かつて大阪府大阪市西淀川区に存在した公立高等学校である。
概要
地域からの高校誘致運動を受け、府立112番目の高等学校として1978年に現在地で開校した。校章は、西淀川の西をWとして、円の上部をカット、中央を少し高くして、淀川を雄大に太く流して、その肥沃なデルタ地帯に形成される高等学校の姿をあらわす。ひし形は輝く将来への発展の象徴である[1]。
全日制普通科を設置し、多くの教科・科目で少人数授業を導入していた。また、西淀川区がかつて公害問題で注目された地域だったという地域の背景を踏まえ、地域との連携も視野に入れた環境教育を実施していた。
学校設定教科「環境」を必修として開講していたほか、「菜の花プロジェクト」として菜の花の栽培や廃油回収に取り組み、バイオディーゼル燃料を精製する取り組みをおこなっていた。また近くの矢倉海岸の清掃活動に取り組んだり、「西淀川高校環境フェスタ」を開催して地域住民と交流を図るなどの取り組みをおこなっていた。
学び直しなどに力を入れていたが定員割れが解消せず、大阪府教育委員会は、2016年3月26日の教育委員会議において、西淀川高等学校を大阪府立学校条例に基づき再編対象とし、2017年度から生徒募集停止とすることを決定した。そして、同年11月18日の教育委員会会議において、大阪府立北淀高等学校と再編統合されることが決定した。
2018年4月1日、北淀高等学校の校地に両校を統合した新高校である大阪府立淀川清流高等学校が開校した。2019年3月31日、西淀川高等学校は閉校し、41年の歴史に幕をおろした。総卒業生数は9471名[2]。
沿革
- 1978年4月1日 - 開校 。
- 1979年6月6日 - プール竣工。
- 1979年9月7日 - 体育館竣工。
- 2008年 - 経済産業省からエネルギー教育実践の実施校に指定される。
- 2009年 - 科学技術振興機構から、サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)事業の実施校に指定される。
- 2017年 - 条例の条件に基づき生徒募集停止[3]。
- 2018年4月1日 - 大阪府立北淀高等学校と統合され、北淀高等学校の校地に大阪府立淀川清流高等学校開校。
- 2019年2月28日 - 閉校式。
- 2019年3月31日 - 閉校。
出身者
交通
跡地の活用方針
跡地には、知的障がい児を対象にした大阪府立支援学校の開設計画が立てられた[4][5]。新設支援学校・大阪府立出来島支援学校は、2024年度に開校した[6][7][8]。
出典
- ^ “大阪府立西淀川高等学校”. 2020年8月12日閲覧。
- ^ “大阪府立西淀川高等学校メモリアルサイト”. 2019年4月6日閲覧。
- ^ 平成29年度大阪府公立高等学校募集人員表 大阪府教育委員会[リンク切れ]
- ^ “大障教ニュース” (PDF). 大阪府立障害児学校教職員組合 (2020年3月10日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “大阪府 西淀川地域知的障がい支援学校 第1四半期にも改修工事を公告”. 建設ニュース (2022年1月14日). 2022年8月25日閲覧。
- ^ “もと西淀川高校を活用した新たな知的障がい支援学校の開校に伴う通学区域割の変更について” (PDF). 大阪府教育委員会. 2022年8月25日閲覧。
- ^ “出来島支援学校(仮称)の概要と工事の進捗状況について”. 大阪府教育委員会 (2023年7月28日). 2023年7月29日閲覧。
- ^ “学校長より”. 大阪府立出来島支援学校 (2024年4月). 2024年4月27日閲覧。