大鳥線
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大鳥線(おおとりせん)は、かつて鉄道省(のちに運輸通信省⇒運輸省⇒日本国有鉄道)が運行していた貨物自動車路線である。
概説
[編集]羽越本線鶴岡駅より大泉村上田沢に至る延長30キロの路線で、大泉村から産出する銅鉱及び農林産物の原産地輸送を目的としたものである。
沿革
[編集]- 1943年(昭和18年)7月25日 : 鶴岡・上田沢間開業[1]。
- 【新設停車場】上本郷、上田沢[注釈 1]
- 1948年(昭和23年)
- 1949年(昭和24年)5月1日:全線で運行復活[4]。
- 1950年(昭和25年)12月30日 : 雪害により全線で運行休止[5]。
- 1951年(昭和26年)
- 1953年(昭和28年)3月1日 : 廃止[8]。
停車場
[編集]- 鶴岡 - 羽前山添 - 板井川 - 上本郷 - 羽前砂川 - 大針 - 上田沢
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「読売新聞1943年7月21日朝刊4面”山形”」によると、この2停車場は業務委託駅であった。
出典
[編集]- ^ 「鉄道省告示第193号」『官報』1943年7月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「運輸省告示第353号」『官報』1948年12月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 運輸公報昭和24年1月19日第898号通報
- ^ 運輸公報昭和24年5月9日第984号通報
- ^ 『鉄道統計年報 第2編』日本国有鉄道 昭和25年度(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『鉄道統計年報 第2編』日本国有鉄道 昭和26年度(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道統計年報 第2編』日本国有鉄道 昭和27年度(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「日本国有鉄道公示第64号」『官報』1953年2月27日