天の守護神
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『天の守護神』 | ||||
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サンタナ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
サンフランシスコ、ウォーリー・ハイダー・スタジオ サンマテオ、パシフィック・レコーディング・スタジオ[2] | |||
ジャンル | ラテン・ロック、ブルースロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース |
フレッド・カテロ サンタナ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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サンタナ アルバム 年表 | ||||
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『天の守護神』(原題: Abraxas)は、サンタナが1970年に発表した通算2作目のアルバム。
解説
[編集]バンドにとって初の全米1位獲得アルバム。「ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン」は、フリートウッド・マックのカヴァーとガボール・ザボのカヴァーのメドレーだが、レコーディングはそれぞれ別の日に行われた(前者は6月4日、後者は6月5日)[3]。「ブラック・マジック・ウーマン」はシングルとしてもリリースされ、全米4位のヒットとなる。第2弾シングル「僕のリズムを聞いとくれ」は全米13位。
『ローリング・ストーン』誌が2003年に選出したオールタイム・グレイテスト・アルバム500で、205位にランク・イン[4]。
表のジャケット一面と裏のジャケット半面に描かれた絵は、マティ・クラーワインが1961年に制作した『受胎告知(Annunciation)』である[2][5]。
収録曲
[編集]A1, A4, B1, B3 B5はインストゥルメンタル。
- サイド 1
- 風は歌い、野獣は叫ぶ - "Singing Winds, Crying Beasts" (Mike Carabello) - 4:50
- ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン - "Black Magic Woman/Gypsy Queen" (Peter Green/Gábor Szabó) - 5:19
- 僕のリズムを聞いとくれ - "Oye Como Va" (Tito Puente) - 4:17
- ネシャブールのできごと - "Incident at Neshabur" (Alberto Gianquinto, Carlos Santana) - 4:59
- サイド 2
- 全ては終わりぬ - "Se a Cabo" (Jose Chepito Areas) - 2:51
- マザーズ・ドーター - "Mother's Daughter" (Greg Rolie) - 4:26
- 君に捧げるサンバ - "Samba Pa Ti" (C. Santana) - 4:46
- ホープ・ユー・アー・フィーリング・ベター - "Hope You're Feeling Better" (G. Rolie) - 4:12
- エル・ニコヤ - "El Nicoya" (J. Areas) - 1:30
ボーナス・トラック
[編集]1970年4月18日、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ音源
- 全ては終わりぬ(未発表ライヴ) - "Se a Cabo" (1998 Edition) - 3:47
- 祭典(未発表ライヴ) - "Toussaint L'Ouverture" (1998 Edition) - 4:52
- ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン(未発表ライヴ) - "Black Magic Woman/Gypsy Queen" (1998 Edition) - 4:58
参加ミュージシャン
[編集]- カルロス・サンタナ - ギター、ボーカル
- グレッグ・ローリー - キーボード、ボーカル
- デイヴ・ブラウン - ベース
- マイケル・シュリーヴ - ドラムス
- ホセ・チェピート・アレアス - パーカッション
- マイケル・カラベロ - パーカッション
ゲスト・ミュージシャン
- Rico Reyes - ボーカル、パーカッション
- アルベルト・ジャンキント - ピアノ (A4)