天城勲
表示
天城 勲(あまぎ いさお、1915年(大正4年)5月12日 - 2011年(平成23年)7月22日)は、日本の文部官僚。
経歴
[編集]静岡県出身。府立一中、一高を経て1942年東京帝国大学法学部政治学科卒。朝鮮総督県道府警視、1946年文部省入省。
1960年大臣官房長、62年調査局長、65年管理局長、66年大学学術局長、69年事務次官。72年日本育英会理事長、76年日本学術振興会理事長。89年日本ユネスコ国内委員会会長。2011年死去。
著書
[編集]- 『教材費の解説と研究』港出版合作社、1953
- 『学校教育法逐条解説』学陽書房、1954
- 『大学をみつめて』リクルート出版部、1986
- 『大学の変革-内と外』玉川大学出版部、1995 シリーズ「現代の高等教育」
共編著
[編集]- 『教育法令事典』編 港出版合作社、1950
- 『教育委員会の理論と実務』北岡健二共著 港出版合作社、1952
- 『インドの経済発展と教育投資』編 アジア経済研究所、1963
- 『インドの人的資源と教育投資』編 アジア経済研究所、1965
- 『教育行政のための調査統計ハンドブック』編著 第一法規出版、1965
- 『タイの経済発展と教育計画』編 アジア経済研究所、1966
- 『教育学叢書 第4巻 教育計画』清水義弘共編著 第一法規、1968
- 『教育学叢書 教育行政』編著 第一法規出版、1970
- 『海外教育情報 アメリカ編』共編 第一法規出版、1971
- 『教育学叢書 別巻 教育法規解説』編著 第一法規出版、1971
- 『現代教育用語辞典』奥田真丈、吉本二郎共編 第一法規出版、1973
- 『大学設置基準の研究』慶伊富長共編 東京大学出版会、1977
- 『大学から高等教育へ』全5巻(編)サイマル出版会、1978-81
- 『新しい大学観の創造』 1978
- 『動きはじめた大学改革』 1979
- 『エリートの大学・大衆の大学』 1979
- 『世界に通用する大学』 1980
- 『大学の入口と出口』 1981
- 『相互にみた日米教育の課題 日米教育協力研究報告書』編著 第一法規、1987
- 『大学と社会 技術革新のなかの高等教育』加藤秀俊共編 日本放送出版協会、1990
- 『日本現代教育基本文献叢書 教育基本法制コンメンタール 教育関係法』1-2 有倉遼吉共著 日本図書センター、1998
翻訳
[編集]- 『大学紛争 分析と勧告 全米教育協会大学紛争特別委員会報告 IDE教育資料』民主教育協会、1971
- ジョセフ・ベン=デビッド『学問の府 原典としての英仏独米の大学』サイマル出版会、1982
- アーネスト・L.ボイヤー『アメリカの教育改革 ハイスクール新生の12の鍵』中島章夫共監訳 リクルート出版部、1984
- 『学習:秘められた宝 ユネスコ「21世紀教育国際委員会」報告書』監訳 ぎょうせい、1997
栄典
[編集]脚注
[編集]- ^ 「秋の叙位叙勲4538人、晴れの受章 隠れた功労者、史上2位の1741人」『読売新聞』1988年11月3日朝刊
参考文献
[編集]- デジタル版日本人名大辞典
- 『人事興信録』1995
公職 | ||
---|---|---|
先代 佐治敬三 |
日本ユネスコ国内委員会会長 1989年 - 1992年 |
次代 西島安則 |
先代 齋藤正 |
文部事務次官 1969年 - 1971年 |
次代 村山松雄 |
学職 | ||
先代 森戸辰男 |
労働科学研究所理事長 1984年 - 2003年 |
次代 林雄二郎 |
先代 (新設) |
日本国際理解教育学会会長 1991年 - 2001年 |
次代 米田伸次 |
先代 藤田健治 |
放送教育開発センター所長 1982年 - 1988年 |
次代 加藤秀俊 |
その他の役職 | ||
先代 中山伊知郎 |
民主教育協会会長 1972年 - 2004年 |
次代 森亘 |
先代 森戸辰男 |
全国放送教育研究会連盟理事長 1984年 - 2004年 |
次代 三角哲生 |
先代 吉識雅夫 |
日本学術振興会理事長 1976年 - 1981年 |
次代 岡村総吾 |
先代 緒方信一 |
日本育英会理事長 1972年 - 1974年 |
次代 村山松雄 |