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天田昭次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天田 昭次 (あまた あきつぐ、1927年8月4日 - 2013年6月26日) は、日本の刀工[1]人間国宝に認定されている[2]

人物

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本名は誠一。同じく刀工である天田貞吉の長男。新潟県北蒲原郡本田村(現・新発田市)生まれ。1940年に、「日本刀鍛錬伝習所」に入門。「新作名刀展」で正宗賞を3回受賞。「伊勢神宮式年遷宮神宝太刀」を制作[3]。1990年に全日本刀匠会理事長。1997年に日本刀で人間国宝の認定を受ける[4]。山城伝、相州伝、備前伝など様々な作風で知られる。

略歴

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  • 1940年:日本刀鍛錬伝習所に入門。栗原彦三郎に師事する[5]
  • 1952年:講和記念刀を製作・伊勢神宮式年遷宮御神宝大刀製作に宮入昭平の助手として奉仕
  • 1954年:文化財保護委員会より製作承認を受ける
  • 1955年:第1回作刀技術発表会に出品・優秀賞(第3回・第4回も優秀賞)
  • 1959年:現状の作刀に疑問を感じ、自家製鉄の本格的研究を開始
  • 1977年:作名刀展で「正宗賞」(山城伝)受賞
  • 1985年:新作名刀展で2度目の「正宗賞」(相州伝)受賞
  • 1990年:全日本刀匠会理事長
  • 1996年:新作名刀展で3度目の「正宗賞」(備前伝)受賞
  • 1990年:全日本刀匠会理事長
  • 1997年:重要無形文化財「日本刀」保持者に認定。豊浦町名誉町民
  • 1999年:勲四等旭日小綬章[6]
  • 2003年:新発田市名誉市民
  • 2013年:肺炎のため死去

脚注

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  1. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “天田昭次とは”. コトバンク. 2021年3月19日閲覧。
  2. ^ 人間国宝・天田昭次 鉄と日本刀展/新潟市歴史博物館 みなとぴあ企画展”. www.nchm.jp. 2021年2月26日閲覧。
  3. ^ 刀 銘 天田昭次作”. 刀剣ワールド. 2021年2月26日閲覧。
  4. ^ 太刀 天田昭次作之”. www.tokensibata.co.jp. 2021年2月26日閲覧。
  5. ^ 星と森の詩美術館 概要”. 星と森の詩美術館. 2024年11月5日閲覧。
  6. ^ 天田昭次 | 古美術ますけん”. masuken.jp. 2021年3月19日閲覧。