天神山古墳 (甲府市)
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天神山古墳 | |
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墳丘 | |
別名 | 天神塚古墳 |
所在地 | 山梨県甲府市下向山町 |
位置 | 北緯35度34分58.53秒 東経138度34分48.80秒 / 北緯35.5829250度 東経138.5802222度座標: 北緯35度34分58.53秒 東経138度34分48.80秒 / 北緯35.5829250度 東経138.5802222度 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 |
墳丘長132m 高さ12m(後円部) |
埋葬施設 | 不明 |
出土品 | 土師器 |
築造時期 | 古墳時代前期 |
史跡 | 甲府市指定史跡「天神山古墳」 |
特記事項 | 山梨県第2位の規模 |
地図 |
天神山古墳(てんじんやまこふん、天神塚古墳)は、山梨県甲府市下向山町にある古墳。形状は前方後円墳。甲府市指定史跡に指定されている。
山梨県では第2位の規模の古墳で[注 1]、古墳時代前期頃の築造と推定される。
概要
[編集]山梨県中部、米倉山東方の丘陵上に築造された大型前方後円墳である。一帯では本古墳のほか甲斐銚子塚古墳・大丸山古墳・小平沢古墳といった有力古墳の築造が知られる。近年に発掘調査が実施されている。
墳形は前方後円形で、墳丘主軸を南北方向として前方部を北方向に向ける[1]。墳丘長は132メートルを測り、山梨県では甲斐銚子塚古墳(甲府市下曽根町、169メートル)に次ぐ第2位の規模になる[1]。墳丘外表では葺石が認められるが、埴輪は認められておらず、初期須恵器を模倣した土師器𤭯が出土されている[1]。墳丘周囲には周溝の存在が推定される[1]。埋葬施設は明らかでない[1]。築造時期は古墳時代前期頃と推定される。
古墳域は2009年(平成21年)に甲府市指定史跡に指定されている[2]。
遺跡歴
[編集]墳丘
[編集]墳丘の規模は次の通り[1]。
- 墳丘長:132メートル
- 後円部
- 直径:67メートル
- 高さ:12メートル
- 前方部
- 幅:29メートル
- 高さ:7メートル
文化財
[編集]甲府市指定文化財
[編集]- 史跡
- 天神山古墳 - 2009年(平成21年)3月25日指定[2]。
脚注
[編集]注釈
出典
参考文献
[編集](記事執筆に使用した文献)
- 宮沢公雄「天神山古墳」『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年。ISBN 4490102607。
関連文献
[編集](記事執筆に使用していない関連文献)
- 『天神山古墳 -第一次・第二次発掘調査報告書-(甲府市文化財調査報告 78)』甲府市教育委員会、2015年。