コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

太田みぎわ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おおた みぎわ
太田 みぎわ
生年月日 1991年
出身地 日本の旗 日本
職業 AV監督脚本家
ジャンル アダルトビデオ
主な作品
アダルトビデオ
憑依バカッター』シリーズ
『がいがぁかうんたぁ実写版』
テンプレートを表示

太田 みぎわ(おおた みぎわ、1991年生 - )は、日本のAV監督脚本家

略歴

[編集]

演劇を行っていた大学時代、作品制作より「人と会って話して脚本書いて」という作業プロセスにやりがいと面白みを感じる[1]。進路をカウンセラー精神科医、AV監督の中から、二村ヒトシの本を読んだことをきっかけにAV監督を選び、2016年にソフト・オン・デマンド(SOD)に就職[1]。同期入社は小松(17)、ANZO、秋山メメ[1]

AD経験を経て、2017年4月20日、『これマジ!?女体に【憑依】できる男は実在した!』で監督デビュー(木村真也と共同監督)[2]。のちに「憑依モノ」を専門とする「ノットリレーベル」ではプロデュースも含めて担当した。一般的な専属女優のAV作品も手掛けながら、バイトテロを元にしたAV『憑依バカッター』、カラオケミュージックビデオ風に仕上げたサンプル視聴映像[3]、女優をトランクケースに入れてデリバリーする模様をモキュメンタリー形式で撮影した作品など「発想が異常」[4]とも言われ、バズる話題作を作り続けた。2020年2月、週刊プレイボーイ・エロデミー賞で監督賞受賞(受賞作品は『憑依バカッター 小倉由菜 エロバカ行為怒涛の20連発 大大大炎上SP』)。

2020年8月にSODを退社。同年9月、自分の中のエロを掘り下げるべくTOHJIRO率いるDogmaに入社[5]。 移籍経緯はのちのインタビューで「SODは大好きな会社でして、僕のAV監督としてのほぼすべてを鍛えてもらったし、いる人も好きだった」。「(しかし)ユーザーがSODに求めるAVと、自分の作りたいAVが乖離してきた」[5]、「TOHJIROさんが現役でやられているうちに、一度身を預けてそういったAVの撮り方を学びたい」[5]と述べており、弟子入りという形での入社であったことを明かしている。

人物

[編集]
  • 師匠とするAV監督はTOHJIRO、木村真也、二村ヒトシ。影響受けたAV監督は黒澤あらら葵刀樹
  • 情熱的な作風やSM、凌辱系作品で有名なTOHJIROを尊敬するものの、自身にはできないと語っており、撮影スタイルは「基本的には0から100まですべて台本に書きます。で、全部段取りを組んでそれ通りにやってもらいます」[5]と設定の中からリアルな感情を引き出すことを作風とする。また「自分は逆に、針の穴を通すような、細い細い一点集中の作品」[1]「掘って掘って、潜って潜って、深いところに行きたい」[1]と述べている。

おもな監督作品

[編集]

アダルトビデオ

[編集]
  • 『これマジ!?女体に【憑依】できる男は実在した!』(2017年4月、SODクリエイト)[6]
  • 『【※閲覧注意】ヤバすぎる、闇ロ○売買の実態。怯えて動かない少女を人形の様に遊ぶ鬼畜変態客…』(2019年9月、SODクリエイト)
  • 憑依バカッター』シリーズ(2019年 ‐ 2020年、SODクリエイト)
  • 『がいがぁかうんたぁ実写版』(2020年1月、SODクリエイト)- 出演: 冬愛ことねクジラックスの同人漫画を原作とする。
  • 『通電ショック洗脳実験』シリーズ(2020年 ‐ 、ドグマ)[7]
  • 『麻酔ホルマリン漬け少女コレクション 徐々に体の感覚を失い、固まっていく少女の標本化映像 河奈亜依』(2021年1月、ドグマ、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
  • 『毒ガス/媚薬deガンギマリ洗脳実験』シリーズ(2021年11月-、ドグマ、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
  • 『【性処理】下水管少女 花狩まい』(2022年5月17日、ドグマ、シリーズ:下水管少女、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
  • 『【性処理】下水管彼女 ―愛の大豪雨編― 白桃はな』(2022年11月15日、ドグマ、シリーズ:下水管少女、レーベル:太田みぎわのアンモラルポルノ劇場)
  • 『一日(膣)奴隷宣言 膣鎖/クリメンソレータム/子宮パン/ビンタイキ/ゼリー流し込み/デカチンピストン×2/ドライヤー熱風イカセ/飲尿 膣依存女のマ○コをグッチャボコ 横宮七海』(2023年4月15日、ドグマ)

出演

[編集]

テレビ

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 【“憑依モノ”で注目される・太田みぎわ監督インタビュー!】「憑依モノ」を撮る醍醐味、AV監督になった理由、AD時代の失敗談など撮影秘話が満載!「憑依モノは、精神と肉体がパキッ!っと割れた瞬間が一番興奮する」【後編】”. でらベッピンR (2020年11月15日). 2020年11月15日閲覧。
  2. ^ 安田理央『日本AV全史』(2023年、ケンエレブックス)391‐429頁「日本AV年表」
  3. ^ とあるAVのサンプル映像、かつてない“変態ぶり”が話題に カラオケMV風の仕上がりでエモさしかない”. ねとらぼ (2020年4月9日). 2021年1月11日閲覧。
  4. ^ 【美谷朱里の幻想AV論】発想が異常な太田みぎわ監督作品『闇ロ○売買の実態』の魅力”. メンズサイゾー (2020年4月1日). 2021年1月11日閲覧。
  5. ^ a b c d 【“憑依モノ”で注目される・太田みぎわ監督インタビュー!】若きSODのホープとして期待されていた男が、突然のメーカー移籍。その真意と真相にAV大好き芸人リボルバー・ヘッドが斬り込む!【前編】”. でらベッピンR (2020年11月14日). 2021年1月11日閲覧。
  6. ^ 【松本雷太の珍級AV探訪】vol.16『これマジ!?女体に【憑依】できる男は実在した!』超能力か霊能力か? ドキュメンタリー“憑依”はAVを超えた!”. おたぽる (2017年5月15日). 2021年1月11日閲覧。
  7. ^ dera01 (2022年10月28日). “【オ○ニーができるブログ「ヨムニー」が話題の女性AVライター・さおり】通算1,000本の作品を見てきた中で、特に興奮した作品を発表!「太田みぎわ監督の作品で私も洗脳されてしまい泣いてしまったんです…」(後編)”. デラべっぴんR. 2022年11月3日閲覧。

外部リンク

[編集]