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太田俊夫

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太田 俊夫(おおた としお、1913年7月29日 - 1993年8月21日)は、日本の作家

人物・来歴

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宮崎県生まれ。東京出身。東京京北実業高等学校卒。カメラメーカー・ワルツ社に勤務。

会社の倒産を機に作家業に専念。義兄・丹羽文雄の『文学者』に参加し[1]、1972年「暗雲」「大陸商人」「古塔」「閃光」で直木賞候補[2]。以後多くの企業小説を書いた。

著書

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  • 『不安の海』大成出版社, 1972
  • 『暗雲』白馬出版, 1973
  • 『倒産の怨念 負け犬はいつも悪者にされる』日本経済通信社, 1974
  • 『幻の天堂兵団』講談社, 1974
  • 『社長最期の日』日本経済通信社, 1974
  • 『千分の一秒殺人事件』(カッパ・ノベルス) 光文社, 1974 「血の復讐 千分の一秒殺人事件」春陽文庫)、原題で光文社文庫
  • 『社長悪人論 悪い奴ほど銭儲けがうまい』日本経済通信社, 1974
  • 『倒産喰い』 (ベストセラー・ノベルズ) ベストセラーズ, 1974
  • 『国税査察官』 (ベストセラー・ノベルズ) ベストセラーズ, 1975 「国税査察官Q」光文社文庫、双葉文庫
  • 『海外駐在員』 (Wild book) ワールドフォトプレス, 1975
  • 『二重条痕』 (カッパ・ノベルス) 光文社, 1975 「二重条痕 闇部に消えた暗殺者」(春陽文庫)
  • 『脱税容疑』 (ベストセラー・ノベルズ ベストセラーズ, 1975 『脱税容疑社』(春陽文庫) 1984.5
  • 『粉飾企業殺人事件』文芸春秋, 1976
  • 『流星企業』 (カッパ・ノベルス) 光文社, 1976 のち徳間文庫
  • 『闇からの閃光』(Big bird novels) ベストブック社, 1976
  • 『国税査察官・使途不明金』青樹社, 1977.11 のち春陽文庫
  • 『骨肉決算書』長編企業小説 光文社, 1977.12 のち徳間文庫
  • 『特命社員』企業内幕小説 (Wild book) ワールドフォトプレス, 1977.3
  • 『商社マン殺人事件』書下し長篇企業推理 (Tokuma novels) 徳間書店, 1977.4
  • 『丼池のヒットラー』日本経済新聞社, 1977.5 のち春陽文庫
  • 『不要家族』日本経済新聞社, 1977.6
  • 『社長失脚』青樹社, 1978.10 のち徳間文庫
  • 『脱税商社 国税査察官』青樹社, 1978.2
  • 『体験的倒産論 負け犬はいつも悪者にされる』青樹社, 1978.3
  • 『計画倒産 小説』ダイヤモンド社, 1978.5
  • 『株主総会殺人事件』 (ノン・ノベル) 祥伝社, 1978.6 のち徳間文庫
  • 『粉飾決算』 (グリーンアロー・ブックス) グリーンアロー出版社, 1978.7
  • 『逃亡重役』企業小説 (プレジデントノベルス) プレジデント社, 1979.4 のち春陽文庫
  • 『虚飾の城』青樹社, 1979.9 のち徳間文庫
  • 『社長悪の論理 栄光はつねに大悪人の頭上に輝く』 (NKTビジネス) 日本経済通信社, 1980.4
  • 『乱造医の戦慄 ドキュメント』大陸書房, 1982.5
  • 『構造企業悪 企業の生存と悪の論理』大陸書房, 1982.6
  • 『カメラ・ウォーズ』長編企業小説 サンケイ出版, 1983.6
  • 『私も或る日、赤紙一枚で ある応召暗号兵の記録』光人社, 1984.8
  • 『背徳の牙城』長篇企業サスペンス (Tokuma novels) 徳間書店, 1985.2
  • 『暗号は女の匂い』長篇サスペンス (Tokuma novels) 徳間書店, 1987.3
  • 『整理屋集団』長編企業小説 (Futaba novels) 双葉社, 1988.9 のち文庫
  • 『脱税Gメン』長編サスペンス小説 (光文社文庫) 1989.9
  • 『脱税マネー』国税査察官の強襲 長編サスペンス小説 (光文社文庫) 1990.9

脚注

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