太田達
表示
太田 達(おおた とおる、1957年1月20日 - )は、「有職菓子御調進所老松」の主人で株式会社老松代表取締役[1]。有斐斎弘道館理事[2]、茶人(茶名:太田宗達[3])、工学博士。専門は食文化、宴会論、伝統産業論、菓子文化研究。
京都市生まれ。京都市立紫野高校卒。島根大学農学部卒。京都工芸繊維大学にて「茶道点前の動作解析」で博士号を取得。京都女子大学、池坊短期大学、同志社大学、京都精華大学などで教鞭をとる。現在、立命館大学食マネジメント学部教授。[4]
江戸時代の学問所「弘道館」址の有斐斎弘道館にて主に茶道を通した人間育成に携わる。
著書
[編集]- 茶道学体系巻4 懐石と菓子 淡交社 1999[5]
- 源氏物語と菓子 剛出版
- 菓子の茶事を楽しむ 淡交社 2002[6]
- DVDで手ほどき 茶道のきほん 「美しい作法」と「茶の湯」の楽しみ方 (コツがわかる本!) メイツ出版 2014[7]
- 平成のちゃかぽん[8] 淡交社 2017
- 京の花街 ひと・わざ・まち 日本評論社 2009
- 総合調理用語事典 全国調理師養成施設協会 2014
テレビ出演
[編集]- テレビ東京「愛の貧乏脱出大作戦」(1999,2002)和菓子の達人として登場。特に1回目の出演でどら焼きを指導した福岡県の和菓子屋は、2010年10月放送の特番においても営業継続中の店舗として紹介された。
- NHK「課外授業 ようこそ先輩」(2005)
- NHK「日めくり万葉集」(2008)
- NHK「きょうの料理」(2012,2014)
- NHK「美の壺」
- NHK BSプレミアム「京都、希林の宴(うたげ)~とっておきの仕出し巡り~」[9]
- MBS「ザ・リーダー」(2016)[10]
雑誌
[編集]連載「一女一会」京都コロン
連載「日本宴会論」『薫風』[11]
『婦人画報』2010年5月号特集「数寄者・太田 達さんが愉しむ 茶碗をめぐる冒険」
出典
[編集]- ^ “有職菓子御調進所 老松 ウェブサイト 会社概要”. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “公益財団法人有斐斎弘道館 法人概要”. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “太田 宗達 先生 - 京都カラスマ大学”. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “食マネジメント学部 | 立命館大学”. 立命館大学 食マネジメント学部. 2021年4月5日閲覧。
- ^ “淡交社50周年記念出版 茶道学大系《全11巻》 第四巻 懐石と菓子”. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “菓子の茶事を楽しむ”. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “DVDで手ほどき 茶道のきほん 「美しい作法」と「茶の湯」の楽しみ方 新版”. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “平成のちゃかぽん”. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “京都、希林の宴(うたげ)~とっておきの仕出し巡り~”. 2018年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月29日閲覧。
- ^ “MBS ザ・リーダー”. 2018年12月30日閲覧。
- ^ “薫風”. 2018年12月30日閲覧。
外部リンク
[編集]- 有職菓子御調進所老松
- 株式会社老松
- 公益財団法人有斐斎弘道館
- JR京都伊勢丹Foodieインタビュー記事 https://mi-journey.jp/foodie/11751/
- 大丸松坂屋JPYCLASS記事 http://www.dmtomonokai.co.jp/core_sys/images/others/joyclass/joyclass.pdf
- 京都アートウオーク http://www.kyotoartwalk.org/2005/exhibits/tokubetu_3.html
- そうだ、京都行こう http://souda-kyoto.jp/knowledge/shinise/oimatsu.html
- 京都をつなぐ無形文化遺産 http://kyo-tsunagu.net/jizo/jizo-column/jizo-column002/