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太田靖久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
太田 靖久
(おおた やすひさ)
誕生 1975年10月??
日本の旗 日本 神奈川県秦野市
職業 小説家
最終学歴 早稲田大学第二文学部演劇専修卒業
主な受賞歴 第42回新潮新人賞(2010年)
デビュー作 「ののの」(2010年)
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太田 靖久(おおた やすひさ、1975年10月 - )は、日本小説家。コンセプチュアル書店「ブックマート川太郎」店主。神奈川県秦野市出身、早稲田大学第二文学部演劇専修卒業。神奈川県厚木市在住[1]

経歴

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2010年、第42回新潮新人賞を「ののの」で受賞しデビュー。インディペンデント文芸ZINE『ODD ZINE』企画編集。無類の犬好き。特技、あいうえお占い。

2020年10月、デビュー作「ののの」などを収録する紙媒体では初の著書、『ののの』が書肆汽水域より刊行された[2]

著作

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単行本

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  • サマートリップ 他二編』(2019年7月、集英社 すばるDigital Book)
    • いない(「すばる」2012年5月号)
    • はじける(「すばる」2015年6月号)
    • サマートリップ(「すばる」2017年6月号)
  • 『ののの』(2020年10月、書肆汽水域)
    • ののの(「新潮」2010年11月号)
    • かぜまち(「文學界」2015年8月号)
    • ろんど(「新潮」2016年6月号)
  • 『犬の看板探訪記 関東編』(2024年12月、小鳥書房)

共著

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  • 『犬たちの状態』(2021年4月、フィルムアート社)-金川晋吾との共著
  • 『ふたりのアフタースクール 〜ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む〜』(2022年12月、双子のライオン堂出版部)-友田とんとの共著

アンソロジー

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「 」内が太田靖久の作品

小説を収録

  • 『無職本』(2020年7月、水窓出版)「無色透明」

雑誌掲載

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  • ののの(『新潮』2010年11月号)
  • お神さん(『新潮』2011年10月号)
  • いない(『すばる』2012年5月号)
  • コモンセンス(『新潮』2013年10月号)
  • ボディーズ(『早稲田文学』2014年冬号)
  • はじける(『すばる』2015年6月号)
  • かぜまち(『文學界』2015年8月号)
  • ヘイトフル(『早稲田文学』2015年秋号)
  • ろんど(『新潮』2016年6月号)
  • ノラルンバ(『ランバーロール』2017年0号)
  • リバーサイド(『群像』2017年5月号)
  • サマートリップ(『すばる』2017年6月号)
  • うみまち(『すばる』2018年8月号)
  • アフロディーテの足(『群像』2019年10月号)
  • ひひひ(『すばる』2021年8月号)
  • ししし(『しししし4』2021年12月)
  • 父の自転車と母の赤い車(季刊『アンソロジスト』2022年 春 創刊号)
  • ××××××(『代わりに読む人0 創刊準備号』2022年 夏)
  • 息子の長靴(季刊『アンソロジスト』2022年 夏季号)
  • 流れるプール(『アンソロジスト vol.3』2022年11月号)
  • 嘘の顛末(『アンソロジスト vol.4』2023年1月号)
  • 短いトンネルの先に(『アンソロジスト vol.5』2023年5月号)
  • カラスの味(『アンソロジスト vol.6』2023年8月号)
  • 水しか飲まない兄(『アンソロジスト vol.7』2024年5月号)

連載

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寄稿文

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  • エッセイ:『犬の看板』探訪記 《茨城犬篇》(『生活考察』Vol.6 / 2018年11月)
  • 創作:贋作 小鳥書房店主・落合加依子日記(抜粋)(落合加依子『浮きて流るる 小鳥書房店主日記2021年3月〜2022年6月』/ 2022年12月)

脚注

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  1. ^ 『新潮』2010年11月号略歴。
  2. ^ 太田靖久『ののの』 – 書肆汽水域”. 2020年10月8日閲覧。

外部リンク

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