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夫婦きどり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「夫婦きどり」
ベイブルースシングル
初出アルバム『OSAKA
B面 夫婦きどり〜その後
リリース
規格 8センチCD
ジャンル J-POP
レーベル フォーライフ・レコード
作詞・作曲 作詞:ベイブルース
作曲:種浦マサオ
チャート最高順位
ベイブルース シングル 年表
-夫婦きどり
1994年
-
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夫婦きどり(めおときどり)は、1994年11月18日に発売された、ベイブルースのデビューシングル。発売元はフォーライフ・レコード

作品について

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作詞はベイブルース、作曲は種浦マサオ、編曲は総田陽啓。

シングルの規格は8センチCDで、2022年現在は廃盤となっている。

歌詞は家を出ようとする男と、それを引き止める女をイメージしている。河本が男役、高山が女役をつとめ、1番と2番にそれぞれソロパートがある。3番は完全な漫才となっており、最後は男が女を追い出そうとして、女が「ここ私の家!」と言って終わるオチとなっている。

ベイブルースのデビュー・シングルとして発売されたこの作品は、当時大ヒットしていたTHE 虎舞竜の「ロード」にあやかり、「十三章」まで作ろうと言う案があった。しかし、河本の急逝により「夫婦きどり」はこの一章(A面曲)と二章(その後)で、事実上完結の形となってしまった。

河本の急逝後、MBSラジオヤンタンあそびのWA! はなまるリクエスト」ではこの曲のリクエストが急上昇。1994年11月7日には同番組史上、歴代最高のリクエスト数を記録し[1]、約2か月にわたり1位を獲得した[2]

シングルは当初関西地区限定で発売される予定だったが、前評判が高まったため全国発売された[1]。初回プレスは即完売。1994年12月時点で3万枚を売上げた[3]

シングルジャケットでは2人とも着物を着ている。紋付と白無垢だと思われる。

収録曲

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作詞:ベイブルース 作曲:種浦マサオ 編曲:総田陽啓

  1. 夫婦きどり
  2. 夫婦きどり〜その後
  3. 夫婦きどり(オリジナル・カラオケ)
  4. 夫婦きどり〜その後(オリジナル・カラオケ)

楽曲の続編

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  • 夫婦きどり〜最後」(作詞:高山知浩 作曲:種浦マサオ)
相方河本を思って書いた詞に、種浦が曲をつけたもの。「夫婦きどり」の完結編。シングル・アルバム共に未収録であり、現在ではベイブルースとしてのイベントでしか聴くことは出来ない。

収録アルバム

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  • OSAKA」...全14曲収録、夫婦きどりは9曲目

脚注

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  1. ^ a b 「ラジオリクエストベスト20 ベイブルースが死の衝撃で首位」『日本経済新聞』1994年11月19日付大阪夕刊、30頁。
  2. ^ 「ラジオリクエストベスト20 SMAP首位、上位は激戦に」『日本経済新聞』1995年1月21日付大阪夕刊、30頁。
  3. ^ 「ラジオリクエストベスト20 ベイブルース人気衰えず」『日本経済新聞』1994年12月17日付大阪夕刊、30頁。

外部リンク

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