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乙女渓谷

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夫婦滝 (乙女渓谷)から転送)
乙女渓谷の位置(日本内)
乙女渓谷
乙女渓谷の位置

乙女渓谷(おとめけいこく)は、岐阜県中津川市加子母にある渓谷木曽川水系飛騨川支流である白川(加子母川)の源流域の標高約900 mに位置し、岐阜県の裏木曽県立自然公園内にある[1]小秀山の南南東2.1 kmにある前山(標高1,814.5 m)を水源とし、阿寺山地の西面に位置する[2]

乙女渓谷の森

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加子母川本流の乙女渓谷

乙女渓谷の森(おとめけいこくのもり)は、岐阜県の生活環境保全林の一つ[3]。所在地は岐阜県中津川市加子母小郷地内。区域は加子母川南東部の一ノ谷と二ノ谷の流域の一帯。周辺の山域はヒノキなどの産地。2000年平成12年)から2004年(平成16年)にかけて岐阜県の生活環境保全林整備事業により、乙女渓谷の森内の乙女渓谷キャンプ場から夫婦滝(男滝)までの二ノ谷沿いに木製階段状の遊歩道が再整備され小秀山登山道を兼ねている[4][5]。4月中旬頃に乙女渓谷山開きが行われている。渓谷沿い遊歩道ではマイナスイオンを浴びることができ、ホンシャクナゲの群生地と避難小屋がある[5]

乙女渓谷森林スポーツ林

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シャクナゲ、ミヤマツツジコブシ等に彩られた渓谷が優れた自然景観を呈しており、渓流沿いにはキャンプ場が整備されており、森林スポーツの場となっている。

乙女渓谷キャンプ場

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乙女渓谷キャンプ場の管理棟

乙女渓谷キャンプ場(おとめけいこくキャンプじょう)は、加子母森林組合が運営管理する岐阜県中津川市加子母の乙女渓谷にあるキャンプ場である[6]。開設期間は7月中旬-8月末、バンガローとあすなろ、森のまなび舎などの宿泊棟、登山者向けの有料駐車場などがある[6]。加子母川右岸のニノ谷合流点に中央管理棟があり、小秀山ニノ谷ルート登山口(登山届提出所)および夫婦滝遊歩道の入口となっている[4]

乙女渓谷の滝

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乙女渓谷とその上流部には以下の滝があり[4]、乙女淵、編笠淵、めんぱ淵(碧水湖)などのがある[7]夫婦滝の男滝と女滝の両方を見渡せる展望台への遊歩道が整備されている。

夫婦滝
所在地 岐阜県中津川市加子母
位置 北緯35度46分19秒 東経137度22分31秒 / 北緯35.77194度 東経137.37528度 / 35.77194; 137.37528
落差 80(男滝) m
水系 木曽川白川(加子母川)
地図
プロジェクト 地形
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夫婦滝

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夫婦滝(めおとだき)は、岐阜県中津川市加子母の乙女渓谷二ノ谷にあるである。男滝(落差80 m)と女滝の組からなる2条の滝の総称。冬期には滝が全面凍結することがある[8]

交通・アクセス

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国道257号から渓谷のキャンプ場に至る市道がある。

脚注

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  1. ^ 県立自然公園”. 岐阜県. 2013年11月22日閲覧。
  2. ^ 地図閲覧サービス「前山」”. 国土地理院. 2013年11月22日閲覧。
  3. ^ 乙女渓谷の森”. 岐阜県. 2013年11月22日閲覧。
  4. ^ a b c 与呉 (2010)、198-199頁
  5. ^ a b 小秀山登山道の紹介です” (PDF). 岐阜県. 2013年11月22日閲覧。
  6. ^ a b 加子母森林組合の乙女渓谷キャンプ場”. 加子母森林組合. 2013年11月22日閲覧。
  7. ^ 日本三百名山 (1997)、234頁
  8. ^ 乙女渓谷の夫婦滝が全面結氷しています”. 中津川市加子母総合事務所 (2008年1月19日). 2013年11月22日閲覧。
  9. ^ 乗合バス”. 濃飛バス . 2013年11月22日閲覧。

参考文献

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  • 日本三百名山毎日新聞社、1997年3月。ISBN 4620605247 
  • 与呉日出夫『名古屋周辺の山』(改訂新版)山と溪谷社、2010年7月。ISBN 9784635180177 

関連項目

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関連リンク

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