奥原征一郎
奥原 征一郎（おくはら せいいちろう[1][2][3]、1940年（昭和15年）[3] - ）は、日本の実業家。グローカル代表取締役会長[4]。コトブキ技研工業初代社長[5]。呉商工会議所名誉会頭。呉観光協会会長[6]。
経歴
[編集]広島県呉市出身[3]。1962年、慶應義塾大学文学部社会学科卒業、寿工業入社[2]。1972年、取締役副社長を経て1979年、代表取締役[2]、同年にコトブキ技研工業初代社長に就任[5]。
1983年、社会福祉法人白寿会理事長[2]。1984年、コトブキシステム創立、代表取締役[2]。1992年、コトブキグループ本部設置、代表に就任する[2]。1995年、呉ビール代表取締役[2]。
1989年、呉商工会議所副会頭、1995年、常議員を経て同年より会頭[2]。
奥原が代表取締役を務めていたアジア特殊製鋼（船舶などに使う特殊鋼母材の専門メーカー）は2012年4月3日、事業を停止し、事後処理を弁護士に委任したと発表した[7]。同年4月6日、アジア特殊製鋼は、福岡地方裁判所小倉支部に自己破産を申請した（負債総額は約205億円）[8]。
人物
[編集]趣味は読書[1]、ゴルフ、囲碁[2][3]。ゴルフは大学時代からやっていた[2]。住所は呉市西中央5丁目[1]。
家族・親族
[編集]息子はインスマート代表取締役の奥原誠次郎[9]。いとこは広島県議会議員の奥原信也[10]。おじは呉市長の奥原義人。
脚注
[編集]- ^ a b c 『広島企業年鑑 昭和61年版 企業編/人名編』お552頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2024年9月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『石垣 日本商工会議所のビジネス情報誌 19（11）（237）』24 - 25頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年10月2日閲覧。
- ^ a b c d 『広島県風土記』472頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年10月2日閲覧。
- ^ “株式会社グローカル 洋上風力発電 商用へ進む実証”. 中国新聞社. 2023年10月2日閲覧。
- ^ a b 沿革、コトブキ技研工業公式サイト。
- ^ “呉観光協会とは”. 呉観光協会. 2023年10月25日閲覧。
- ^ “アジア特殊製鋼、事業停止”. 日本経済新聞 (2012年4月3日). 2023年10月2日閲覧。
- ^ “アジア特殊製鋼、自己破産を申請 負債200億円”. 日本経済新聞 (2012年4月6日). 2023年10月25日閲覧。
- ^ “「食」は最も身近なエンターテインメント 第51回 奥原誠次郎（インスマート株式会社 代表取締役、株式会社グローカル 代表取締役社長）”. RCC中国放送 (2021年9月18日). 2024年9月25日閲覧。
- ^ “〈混戦の夏 上〉自民「楽勝ムード」一転”. 朝日新聞デジタル (2007年7月5日). 2024年9月25日閲覧。
参考文献
[編集]- 広島経済レポート編『広島企業年鑑 昭和61年版 企業編/人名編』広島経済研究所、1985年。
- 『広島県風土記』旺文社、1986年。
- 日本商工会議所広報部 企画・編集『石垣 日本商工会議所のビジネス情報誌 19（11）（237）』日本商工会議所、2000年。
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