奥田剛郎
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奥田 剛郎(おくだ たけろう、1888年(明治21年)11月9日[1] - 1981年(昭和56年)3月24日[1][2])は、大正から昭和期の検察官、政治家、法学者、華族。貴族院男爵議員。
経歴
[編集]農商務省官僚・奥田義人の長男として生まれる[1][3]。父の死去に伴い、1917年(大正6年)10月1日、男爵を襲爵した[1][3][4]。
1914年(大正2年)東京帝国大学法科大学法律学科(英法)を卒業[2][3][5]。同年、三菱造船に入社[2]。1923年(大正12年)検事に任官し、新潟区裁判所、横浜地方裁判所兼区裁判所、浦和地方裁判所兼区裁判所、東京刑事地方裁判所、東京控訴院の各検事を歴任した[2][3]。
1936年(昭和11年)3月14日、貴族院男爵議員補欠選挙で当選し[6][7]、公正会に所属して活動し1947年(昭和22年)5月2日の貴族院廃止まで2期在任した[2]。
その後、中央大学法学部教授に就任し、同学部長、同大学理事、同監事などを務めた[8]。1981年に神奈川県中郡大磯町の自宅で病のため死去した[8]。
著作
[編集]- 『相続法講義』精興社書店、1938年。
- 『身分法』第1、第2、学芸書房、1957年。
親族
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第14版 上』人事興信所、1943年。
- 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
- 『現代物故者事典 1980~1982』日外アソシエーツ、1983年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成 上巻』霞会館、1996年。
日本の爵位 | ||
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先代 奥田義人 |
男爵 奥田(義人)家第2代 1917年 - 1947年 |
次代 華族制度廃止 |