女の男

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女の男
The Amazons
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監督 ジョセフ・カウフマン
脚本 フランシス・マリオン
原作 サーアーサー・ウィング・ピネロ
The Amazons
製作 フェイマス・プレイヤーズ・フィルム・カンパニー
出演者 マーゲリット・クラーク
Eleanor Lawson
Helen Greene
撮影 ウィリアム・マーシャル英語版
製作会社 フェイマス・プレイヤーズ=ラスキー
配給 パラマウント映画
公開
  • 1917年8月5日 (1917-08-05)
上映時間 5巻
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント映画
英語インタータイトル
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左から、トミー(マーゲリット・クラーク)、ウィリー(エルシー・ローソン)、ノエル(ヘレン・グリーン)を写したスチル写真

女の男』(おんなのおとこ、The Amazons)は、アメリカ合衆国で制作された1917年の映画で、ジョセフ・カウフマン英語版が監督したサイレントコメディ映画であり、マーゲリット・クラーク英語版、エルシー・ローソン (Elsie Lawson)[1]、ヘレン・グリーン (Helen Greene) が主演した。原作は、同じく『The Amazons』と題されたサーアーサー・ウィング・ピネロ英語版による1883年の戯曲で、フランシス・マリオンが映画用に翻案した。制作と配給はフェイマス・プレイヤーズ=ラスキー英語版で、パラマウント映画がフェイマス・プレイヤーズ=ラスキー名義で配給を担った[2]。この作品は、今日では失われた映画だと考えられている[3]

あらすじ[編集]

キャッスルヨルダン侯爵夫人は、男子に恵まれず、3人の娘たちを男の子として育てた。末娘のトミーがロンドンへ出向いた際、男装して酒場へ出向いたところ、トラブルに巻き込まれるが、従兄で飛行機乗りのリッタリー卿に助けられた。その頃、母と姉たちは、舞踏会でトウィーンウエイス伯爵とド・グリヴァル伯爵に出会う。その後、帰宅した娘たちが乗馬で遠乗りに出他ところ、馬が暴走したトミーはまたしてもリッタリー卿に助けられる。トマソンはリッタリー卿に恋心を抱く。[4]

キャスト[編集]

  • マーゲリット・クラーク - トミー卿 (Lord Tommy)
  • エルシー・ローソン - ウィリー (Willie)
  • ヘレン・グリーン - ノエル (Noel)
  • ウィリアム・ヒンクリー (William Hinckley) - リッタリー卿 (Lord Litterly)
  • ヘレン・ロビンソン (Helen Robinson) - キャッスルヨルダン侯爵夫人 (Marchioness of Castlejordan)
  • エドガー・ノートン - トウィーンウエイス卿 (Lord Tweenways)
  • アンドレ・ベロン (Andre Bellon) - ド・グリヴァル伯爵 (Count de Grival)
  • ロクサーヌ・ランシング (Roxanne Lancing) - シューター軍曹 (Sgt. Shuter)
  • ジャック・スタンディング英語版 - (役柄不明)

脚注[編集]

  1. ^ 別名、エレノア・ローソン (Eleanor Lawson)。
  2. ^ Beauchamp, Cari (1998). Without Lying Down: Frances Marion and the Powerful Women of Early Hollywood. University of California Press. p. 444. ISBN 0-520-21492-7 
  3. ^ Nunn, Curtis (1981). Marguerite Clark, America's Darling of Broadway and the Silent Screen. TCU Press. p. VII. https://books.google.com/books?id=O_2Gn0a5GlkC&pg=PA101&dq=Marguerite+Clark+lost+films&hl=en&sa=X&ei=bPKXUZXkGqTL0QHr9oGQCA&ved=0CDAQ6AEwAA#v=onepage&q=lost%20film&f=false 
  4. ^ 女の男 - MOVIE WALKER PRESS

外部リンク[編集]