女優メリー
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女優メリー | |
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Mary of the Movies | |
監督 | ジョン・マクダーモット[1] |
原案 | |
出演者 |
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撮影 |
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製作会社 | コロンビア・ピクチャーズ |
配給 | Film Booking Offices[1] |
公開 |
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上映時間 |
6巻[5]ないし7巻[6] 6,449[2]ないし6,500フィート[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
サイレント映画 (英語のインタータイトル) |
『女優メリー』(じょゆうメリー、Mary of the Movies)は、1923年に制作されたアメリカ合衆国の映画で、女優マリオン・マックの経歴を基にした半ば自伝的なコメディのサイレント映画[3]。脚本は、マリオン自身[3]と彼女の夫ルイス・ルウィン (Louis Lewyn) が手がけ[2]、マックとクレイトン・ヘイルが主演した[1]。ヘイルと、監督のジョン・マクダーモットは、それぞれフィクション化された自身の役を演じており、監督もマクダーモットが務めた。
この作品は、コロンビア・ピクチャーズが制作し、フィルム・ブッキング・オフィスが配給した[1]。この作品は、ニュージーランドのンガー・タオンガ・サウンド・アンド・ビジョンに部分的なプリントが存在している[7]。
あらすじ
[編集]田舎娘のメリー(マック)は、スターになって金を稼ぎ、病気の弟の手術代を賄おうと、ハリウッドへやって来る。彼女は、たくさんの有名なスターたちと出会うが、なかなか仕事は得られない。しかし遂には、あるスターに似ていたことから道が開け、映画の配役を得る[1][2]。...[8]
キャスト
[編集]おもな配役
[編集]- マリオン・マック - メリー (Mary, the girl)[2][9]
- フローレンス・リー - メリーの母
- メリー・ケーン (Mary Kane) - 妹
- ジャック・ペリン - 弟ジャック (Jack, her brother)
- ハリー・コルネリ (Harry Cornelli) - "レイト"・メイル、郵便屋 ("Lait" Mayle, the postman)
- ジョン・ゴフ (John Geough) - リール・S・テート、資産家 (Reel S. Tate, the squire)
- レイモンド・キャノン - オズワルド・テート、上の息子 ( Oswald Tate, his son)
- レイ・ハンフォード (Ray Hanford) - 老人
- ローズマリー・クーパー (Rosemary Cooper) - ジェーン、エキストラの少女 (Jane, the extra girl)
- クレイトン・ヘイル - 本人役 (himself, the boy)
- フランシス・マクドナルド - ジェームズ・セイラー、セールスマン (James Seiler, a salesman)
- ヘンリー・バロウズ (Henry Burrows) - プロデューサー (the producer)
- ジョン・マクダーモット (John McDermott) - 監督 (the director)
有名人のカメオ出演
[編集]- デイヴィッド・バトラー
- マージョリー・ドー
- エリオット・デクスター
- ルイーズ・ファゼンダ
- アレック・B・フランシス
- ワンダ・ハウリー
- レックス・イングラム
- J・ウォーレン・ケリガン
- バーバラ・ラ・マー
- エドワード・ルセイント
- ベッシー・ラヴ
- ダグラス・マクリーン
- トム・ムーア
- カーメル・マイヤーズ
- ザス・ピッツ
- ハーバート・ローリンソン
- アニタ・スチュワート
- エステル・テイラー
- ロースマリー・セビー
- モーリス・ターナー
- リチャード・トラヴァース
- ジョニー・ウォーカー
- ブライアント・ウォッシュバーン
評価
[編集]この作品は、好評を得、興行成績も良かった[5][6][10]。同じ年に発表された似た内容の映画『Hollywood』より、出来が良いと評された[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g Motion Picture News Booking Guide. 5. New York, Motion Picture News. (October 1923). p. 36
- ^ a b c d e J.M.D. (June 2, 1923). “The Showman's Guide”. Exhibitors Trade Review 14 (1): 34 .
- ^ a b c Rohauer, Raymond. “Interview with Marion Mack”. 2022年12月28日閲覧。
- ^ Love, Bessie (1977). From Hollywood with Love: An Autobiography of Bessie Love. London: Elm Tree Books. p. 151. OCLC 734075937
- ^ a b c Royster, M. (April 19, 1924). “What the Picture Did for Me”. Exhibitors Herald: 59 . "Good picture. My patrons liked this very much. Some said it was better than 'Hollywood.' It sure drew well for me. Six reels."
- ^ a b Hopkins, C.E. (April 5, 1924). “What the Picture Did for Me”. Exhibitors Herald: 49 . "This drew a fairly good audience and our folks considered it good entertainment. Seven reels."
- ^ Kehr, Dave (June 7, 2010). “Trove of Long-Lost Silent Films Returns to America”. The New York Times February 20, 2015閲覧。
- ^ 女優メリー - 映画.com - ネタバレを含むあらすじが記載されている。
- ^ Munden, Kenneth W., ed (1971). The American Film Institute Catalog of Motion Pictures Produced in the United States: Feature Films 1921–1930. New York: R.R. Bowker Company. p. 496. ISBN 9780520215214. OCLC 664500075
- ^ Niles, Clifford L. (March 29, 1924). “What the Picture Did for Me”. Exhibitors Herald: 61 . "A good business getter and sent them home pleased. Don't be afraid of this; it will make you money."