如意輪寺 (愛知県南知多町)
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如意輪寺 | |
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所在地 | 愛知県知多郡南知多町内海中之郷12 |
位置 | 北緯34度44分22.77秒 東経136度52分25.01秒 / 北緯34.7396583度 東経136.8736139度座標: 北緯34度44分22.77秒 東経136度52分25.01秒 / 北緯34.7396583度 東経136.8736139度 |
山号 | 井際山 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 如意輪観世音菩薩 |
中興年 | 天正年間(1573年 - 1592年) |
中興 | 梅山 |
正式名 | 井際山 如意輪寺 |
札所等 | 知多四国霊場46番 |
文化財 | 円空仏(南知多町指定文化財) |
公式サイト | 如意輪寺 |
法人番号 | 1180005012195 |
如意輪寺(にょいりんじ)は、愛知県知多郡南知多町内海中之郷12にある真言宗豊山派の寺院[1][2]。
概要
[編集]本尊は如意輪観世音菩薩[1][2]。伝弘法大師作の如意輪観音像を本尊とすることが寺号の由来[3]。
沿革
[編集]奈良時代の神亀年間(724年~729年)、行基菩薩の建立と伝わる観福寺の一院として創建された[2]。南北朝時代から戦国時代にかけて観福寺は衰退し、子院の多くも荒廃していった[2]。しかし天文2年(1533年)、帰依者によって現在地に堂宇が建立された[2]。天正2年(1574年)、梅山和尚が中興開山となった[2]。現在の寺号である如意輪寺は、この際に稲沢の萬徳寺から附されたとされる[2]。
文政7年(1824年)には妙楽寺の亮山阿闍梨和尚らによって知多四国霊場が開かれ、如意輪寺は46番札所となった[1][4]。当時の如意輪寺は知多半島でも有力な寺だったため、文政8年(1825年)には知多四国霊場の本部が置かれている[1]。明治初期まで、中之郷入見神社の別当を兼務していた。
2002年(平成14年)、本堂を境内の一段高い場所まで曳き上げ、大規模な移設修繕が行われた[2]。この際に山門や塀も整えられた[2]。
境内
[編集]- 本堂
- 祖師堂
- 庚申堂
- 地蔵堂
- 護摩堂
文化財
[編集]町指定文化財
[編集]南知多町指定文化財の円空仏は普段は非公開であるが、旧暦10月8日から10月12日には開帳される[1]。