妙法寺 (桜川市)
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妙法寺 | |
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妙法寺本堂 | |
所在地 | 茨城県桜川市本郷13 |
位置 | 北緯36度21分50.6秒 東経140度03分25.0秒 / 北緯36.364056度 東経140.056944度座標: 北緯36度21分50.6秒 東経140度03分25.0秒 / 北緯36.364056度 東経140.056944度 |
山号 | 秋嬌山 |
院号 | 地蔵院 |
宗派 | 天台宗 |
本尊 | 水引地蔵菩薩 |
創建年 | 延暦年間(782年 - 806年) |
開山 | 広智国講師 |
開基 | 慈覚大師円仁 |
中興年 | 寛治年間(1087年 - 1094年) |
中興 | 藤原範明 |
札所等 | 北関東三十六不動尊霊場第33番 |
法人番号 | 9050005010279 |
歴史
[編集]延暦年間(782年 - 806年)、広智国講師が草庵を結んだことに由来する。その後、慈覚大師円仁がこの草庵を訪れ再建した。そういう歴史的経緯から円仁を開基としている[1]。
承平天慶の兵乱により焼失した。しかし本尊の円仁作の地蔵菩薩は「沼のほとり」に避難し無事だった。この逸話から、「水縁地蔵尊」「水引地蔵尊」と呼ばれるようになった[1]。
寛治年間(1087年 - 1094年)に藤原範明によって再建された[1]。
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山門
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中門の二階が鐘撞き堂になっている
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本堂
即身仏
[編集]当寺には、即身仏が祀られている。1686年(貞享3年)に入定した当寺住職舜義上人の即身仏である[2]。関東地方で即身仏になることを志し、そして現在も祀られている唯一の事例である。
舜義上人は入定の際、中をくりぬいて空洞にした阿弥陀如来の石仏の中に入って即身仏となった[2]。通常は土中の木製の座棺に入るのが一般的であり、石仏の中に入った舜義上人は珍しい例である。
交通アクセス
[編集]- 岩瀬駅より車15分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年