姥神峠道路
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姥神峠道路(うばがみとうげどうろ)は、長野県の木曽郡木曽町から塩尻市に至る地域高規格道路(全長約8.1km)である。
権兵衛峠道路とともに、地域高規格道路伊那木曽連絡道路の一部を構成する。
現在は姥神トンネル (1,826 m) を含む終点寄り4.6 kmが供用中。当初、全体の完成は2009年度に予定されていた。しかし、2011年、起点側の未供用区間 (3.5 km) について、長野県による公共事業見直しの結果、現道が交通機能面や安全性の点で一定レベルを確保していると判断され、事業が一時休止される見通しとなった[1]。2020年、今後の災害に備え同道路の整備が必要とされ[2]、2021年度に事業化された[3]。
概要
[編集]- 起点 : 長野県木曽郡木曽町日義宮ノ越
- 終点 : 長野県塩尻市奈良井
- 全長 : 8.145 km
- 道路幅員
- 一般部 1 0.5 m
- トンネル部 : 9.5 m
- 車線数 : 2車線
- 車線幅員 : 3.5 m
- 設計速度 : 80 km/h
- 事業費 : 約340億円
沿革
[編集]- 1996年度 : 長野県施工区間 (4.6 km) 事業化
- 1997年 : 着工
- 2002年12月4日 : 木曽町日義神谷 - 塩尻市楢川羽渕間(2.3 km)供用開始
- 2006年2月4日 : 塩尻市楢川羽渕 - 塩尻市楢川番所間(2.3 km)供用開始
- 2021年度 : 未供用区間 (3.5 km) 事業化[3]。
主な接続道路
[編集]脚注
[編集]- ^ “事業再評価で県方針”. 長野建設新聞. (2011年8月5日) 2011年11月1日閲覧。
- ^ “木曽の姥神峠道路 来年度事業再開 県が方針”. 信濃毎日新聞. (2020年9月16日) 2020年10月23日閲覧。
- ^ a b “新規事業採択時評価結果(令和3年度新規事業化箇所)” (PDF). 国土交通省道路局. 2021年4月18日閲覧。