姫屋ソフト
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒222-0037 神奈川県横浜市港北区大倉山7-33-8 |
設立 | 1991年10月22日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3020001092552 |
事業内容 |
コンピューターゲームソフト開発 ネットワーク事業 販売業 |
資本金 | 6,120万円(2008年7月現在) |
従業員数 | 34名(2008年現在) |
関係する人物 | 渡邊憲博(前代表取締役社長) その他はシーズウェアを参照 |
特記事項:2017年2月8日破産手続開始決定、同年7月11日に法人格消滅。 |
株式会社姫屋ソフト(ひめやソフト、英: HimeyaSoft, Inc.)は、かつて存在したゲームおよびウェブ関連会社である。
概要
[編集]主事業としてアダルトゲームブランドであるシーズウェア (C's ware) を擁していた。以前はキャラメルBOX[1]も擁していたが、こちらは2010年1月にホビボックス株式会社へ移管された。姫屋ソフトおよびシーズウェアブランドは、自社JANコードでのソフト販売実績がなくなり、シーズウェアWEBサイトは数年間更新が停滞するなど、PS2版EVEシリーズのリリース以降、事実上ソフトハウスとして機能停止状態にあった。
その他、携帯電話コンテンツの制作・ウェブ制作などのネットワーク事業も行っていた。
2014年(平成26年)に事業を停止し、2017年(平成29年)2月8日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた。負債総額は約1億5000万円[2]。同年7月11日には法人格が消滅した[3]。
沿革
[編集]- 1991年10月22日 - 東京都豊島区に設立。
- 1992年2月 - 「姫屋ソフト」ブランドより同社第1作目『Bacta』を発売。
- 1993年7月 - C's wareブランドを設立。
- 1993年9月 - 埼玉県戸田市に移転。
- 1993年11月 - C's wareブランド第1作目『禁断の血族』発売。
- 1996年11月 - 埼玉県浦和市(現在のさいたま市)に移転。
- 2002年7月 - キャラメルBOXブランド第1作目『BLUE』発売。
- 2003年10月 - C's ware『地っ球の平和をま〜もるためっ!!Vol.4』発売。本作を最後にC's wareは活動休止。
- 2006年8月 - 東京都千代田区東神田に移転。
- 2010年1月 - 同区内の神田佐久間町に移転。同時にキャラメルBOXブランドをホビボックス株式会社へ移管。
- 2011年7月 - 神奈川県横浜市港北区大倉山に移転。
- 2017年2月8日 - 東京地方裁判所より破産手続開始の決定を受ける[4]。負債総額約1億5000万円。
- 2017年7月11日 - 法人格消滅。
作品一覧
[編集]シーズウェアから発売されたものについては、シーズウェアの記事を参照。
- D'ark
- Bacta(1992年)
- PHOBOS-フォボス-(1992年)
- YES!(1993年)
- 格闘娘 りょうこ(1993年)
- BACTA2(1994年)
- Ash.(1994年)
- ZENITH(1994年)
- 七英雄物語(1995年)
- YES! HG(1995年)
- 七英雄物語2(1995年)
脚注
[編集]- ^ 姫屋ソフトはかつてのシーズウェアの頃とは異なり、キャラメルBOXとの関連をあまり明確に示していなかった。ただし、キャラメルBOX公式ウェブサイト内の事務的な事柄のページ(サイトの利用規約、スタッフ募集など)では社名を見ることができた。また、外部の求人情報サイトに出される募集広告でも双方の名前を掲げていることがあった。
- ^ ゲームソフト開発(株)姫屋ソフト 破産開始決定 - 東京商工リサーチ(2017年2月21日)
- ^ 姫屋ソフト国税庁法人番号公表サイト
- ^ “「EVEシリーズ」の(株)姫屋ソフト(神奈川)/破産開始決定”. JC-NET (2017年2月20日). 2017年2月20日閲覧。
関連項目
[編集]- アアル (企業) - 姫屋ソフトから独立したアダルトゲーム制作会社。2004年活動停止。
- アーベル (ゲーム会社) - 『EVE burst error』や『DEISRE』を製作した菅野ひろゆきが、退社後にエルフ取締役を経て設立したゲーム製作会社。
外部リンク
[編集]- 姫屋ソフト 公式サイト - ウェイバックマシン(2016年8月27日アーカイブ分)
- 姫屋ソフト - MobyGames
- 姫屋ソフト - メディア芸術データベース