学校法人札幌学院大学
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学校法人札幌学院大学(がっこうほうじんさっぽろがくいんだいがく)は、北海道江別市にある学校法人。
沿革
[編集]- 1946年10月 財団法人北海奨学会の設立が認可される
- 1949年5月 財団法人北海奨学会と札幌文科専門学院が対等合併に合意
- 同年8月 理事レベルの会合で、合併は中止され単独で大学昇格を目指す
- 1951年3月 学校法人札幌短期大学となる
- 1965年8月 札幌市内の学校法人希望学園と合併問題が提起された
- 1967年7月 学校法人明和学園と改称
- 1990年12月 現法人名に改称
エピソード
[編集]1949年夏、学校法人北海学園との合流案が生まれるも、お互いの意見が相反し、合流には至らなかった[1]。
財政危機に陥った札幌商科大学は、学園運営体制を1974年に改革し、運営のための全学教職員大会の実施など「明和体制(札幌商大体制とも言う)」を確立したことで有名[2]。
大学運営には、地崎宇三郎(2代目・3代目)ほか地崎一族が理事になる等して深く関わっていた[3]。
1941年より経営難となった成徳女学校の学校運営を地崎宇三郎 (二代)が学園長として引き受け、1947年に北海奨学会の傘下に加わる。1951年に地崎宇三郎 (三代)を介して学校法人札幌学院大学傘下に加わる。その後、経営が安定したため、1964年に法人格を取得し、独立した[4]。また、札幌家政学院は傘下に加わった当初は、札幌短期大学の家政科や栄養科に発展的解消する予定であったが、札幌家政学院が独立採算制であったため、その後、1964年に分離独立した[5]。
歴代理事長
[編集]以下、就任年月を示す。
- 初代 今裕(1949年7月)
- 理事長代理 道家齊次(1951年5月)[6]
- 第2代 道家齊次(1951年9月)
- 第3代 江連定一(1958年2月)[7]
- 第4代 松浦政雄(1966年3月)
- 理事長代理 柴野安三郎(1968年11月)
- 第5代 竹内恒宏(1968年12月)
- 第6代 中島好雄(1979年2月)
- 第7代 小林傭佶(1987年5月)
- 第8代 山本武(1993年5月)
- 第9代 伊坂重孝(1996年5月)
- 第10代 藤田恒郎(2008年5月)
- 第11代 井上俊彌(2014年5月)
- 第12代 安孫子建夫(2021年5月)
法人関係者
[編集]- 地崎宇三郎 - 1946年10月に財団法人北海奨学会理事長に就任( - 1949年7月)
- 中島九郎 - 元理事、札幌短期大学学長事務取扱
- 朝倉和夫 - 元理事
- 杉本正 (英文学者) - 元副理事長、元常務理事
- 室谷賢治郎 - 元理事
- 久保田義弘 - 元常務理事
設置校
[編集]現在設置している学校
[編集]- 札幌学院大学
- 大学院(法学研究科、臨床心理学研究科、地域社会マネジメント研究科)
- 経済経営学部・心理学部・経営学部・経済学部・人文学部・法学部・社会情報学部(廃止)・商学部(廃止)
かつて設置していた学校
[編集]- 札幌短期大学
- 札幌学院大学の前身
- 札幌文科専門学院
- 札幌短期大学の前身
- せいとく介護こども福祉専門学校
- 1964年に独立
- 札幌家政学院(その後、北海道モードデザインスクール)
- 1964年に独立
所在地
[編集]参考文献
[編集]札幌学院大学50年史等編集委員会(編)『札幌学院大学50年史 資料編・通史編』(学校法人札幌学院大学、2000年)