学校法人東京医科大学
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学校法人東京医科大学(がっこうほうじんとうきょういかだいがく)は、日本の学校法人。
設置している医療機関、学校等
[編集]不祥事
[編集]文部科学省局長の汚職による不正入学
[編集]→「文部科学省汚職事件」も参照
2018年7月4日、東京地検特捜部は、文部科学省が行なっている私立大学支援事業の対象校に選定されることへの見返りとして、自分の子供を東京医科大学の入学試験で不正に合格させたとして、文部科学省科学技術・学術政策局の佐野太局長を受託収賄の疑いで逮捕した[1]。局長の逮捕について、林芳正文部科学大臣は、「現職職員が逮捕されたことは誠に遺憾で、捜査に全面的に協力したい」と述べ[1]、文部科学省は局長を7月4日付で解任した[1]。私立大学支援事業選定の依頼や不正合格の決定には、東京医科大学の理事長、および複数の大学関係者が関与していたことが明らかになっている[1][2]。7月6日、入試加点を指示した疑いがある臼井正彦理事長と鈴木衛学長が辞任した[3]。2022年7月20日、東京地方裁判所は、贈賄罪で臼井前理事長に懲役1年6月、執行猶予4年、鈴木前学長に懲役1年、執行猶予2年の有罪判決をそれぞれ言い渡した[4][5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “文科省、佐野太局長を解任 受託収賄容疑で特捜部が逮捕”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年7月4日) 2018年7月5日閲覧。
- ^ “東京医大の理事長が不正合格決定 助成依頼の見返りに”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2018年7月5日) 2018年7月5日閲覧。
- ^ 東京医科大、理事長・学長の辞任発表 会見で説明避ける朝日新聞 2018年7月6日
- ^ “文科省汚職、元局長ら4人に有罪判決 東京地裁、無罪主張退ける”. 産経新聞. (2022年7月20日) 2022年7月20日閲覧。
- ^ “元文科省局長に有罪判決 受託収賄、謝礼に医大合格―「入試公平性ないがしろ」・東京地裁”. 時事ドットコム. (2022年7月20日) 2022年7月20日閲覧。