宇佐八幡駅
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宇佐八幡駅 | |
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うさはちまん Usahachiman | |
◄宇佐高校前 (- km) | |
南東に宇佐神宮がある | |
大分県宇佐郡宇佐町(現・宇佐市) | |
所属事業者 | 大分交通 |
所属路線 | 宇佐参宮線 |
キロ程 | 8.8 km(豊後高田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)3月1日 |
廃止年月日 | 1965年(昭和40年)8月21日 |
備考 | 路線廃止に伴い廃駅 |
キロ程は「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年3月4日記載の哩程をキロ程に換算したもの |
宇佐八幡駅(うさはちまんえき)は、かつて大分県宇佐郡宇佐町(現・宇佐市)にあった大分交通宇佐参宮線の駅(廃駅)である。
概要
[編集]1916年(大正5年)3月1日の大分交通宇佐参宮線全線開業に伴い、同線の終着駅として開業[1]。1935年(昭和10年)頃に宇佐神宮の造営に伴い、新築移転[2]。1965年(昭和40年)8月21日の宇佐参宮線の全線廃止に伴い廃止された。宇佐神宮の最寄り駅であり、駅舎は寺社建築を模したものであった[3]。
宇佐八幡駅の跡地は宇佐神宮の駐車場となっている[4][5]。また、宇佐神宮の境内には、宇佐参宮線を走っていた宇佐参宮線26号蒸気機関車(クラウス号)が保存されており、2005年(平成17年)3月29日には大分県の有形文化財に指定されている[2][6]。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)3月1日:宇佐参宮鉄道の駅として開業。
- 1935年(昭和10年)頃:宇佐神宮の造営に伴い、宇佐八幡駅を新築移転。
- 1945年(昭和20年)4月20日:宇佐参宮鉄道の統合に伴い大分交通宇佐参宮線の駅となる。
- 1965年(昭和40年)8月21日:宇佐参宮線全線廃止に伴い廃止。
駅周辺
[編集]- 宇佐神宮
- 極楽寺[7]
- 円通寺[8]
- 宇佐警察署宇佐警察官駐在所
- 宇佐市宇佐公民館
- 宇佐市立宇佐小学校
- 国道10号
- 大分交通・大交北部バス・宇佐市コミュニティバス(ふれあい号)「宇佐八幡」停留所
- 寄藻川
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宇佐神宮(駅名の由来となった神社。画像は同神社の南中楼門)
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宇佐参宮線26号蒸気機関車(宇佐神宮の境内で静態保存)
隣の駅
[編集]- 大分交通
- 宇佐参宮線
- 宇佐高校前駅 - 宇佐八幡駅
脚注
[編集]- ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年3月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b “うさ思い出の写真展 クラウス号とその時代” (PDF). 宇佐市民図書館 (2007年10月). 2024年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
- ^ “おおいた建物発掘隊 豊後高田市編” (PDF). 建築士おおいた秋季号 2013 No.111. 大分県建築士会. p. 26. 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
- ^ “宇佐参宮鉄道沿線名勝案内”. WEB地図の資料館. オールド観光案内図コレクション / 大分県. Map Communications Museum. 2024年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
- ^ “宇佐八幡駅”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
- ^ “宇佐参宮線26号蒸気機関車”. おおいた文化財ずかん. 大分県教育庁文化課文化財班. 2024年7月29日閲覧。
- ^ “極楽寺”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2022年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
- ^ “円通寺”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2024年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 宇佐八幡駅 - 宇佐市