コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

宇佐八幡駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇佐八幡駅
うさはちまん
Usahachiman
宇佐高校前 (- km)
地図南東に宇佐神宮がある
大分県宇佐郡宇佐町(現・宇佐市
北緯33度31分40.48秒 東経131度22分22.31秒 / 北緯33.5279111度 東経131.3728639度 / 33.5279111; 131.3728639座標: 北緯33度31分40.48秒 東経131度22分22.31秒 / 北緯33.5279111度 東経131.3728639度 / 33.5279111; 131.3728639
所属事業者 大分交通
所属路線 宇佐参宮線
キロ程 8.8 km(豊後高田起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1916年大正5年)3月1日
廃止年月日 1965年昭和40年)8月21日
備考 路線廃止に伴い廃駅
キロ程は「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年3月4日記載の哩程をキロ程に換算したもの
テンプレートを表示

宇佐八幡駅(うさはちまんえき)は、かつて大分県宇佐郡宇佐町(現・宇佐市)にあった大分交通宇佐参宮線廃駅)である。

概要

[編集]

1916年大正5年)3月1日の大分交通宇佐参宮線全線開業に伴い、同線の終着駅として開業[1]1935年昭和10年)頃に宇佐神宮の造営に伴い、新築移転[2]1965年(昭和40年)8月21日の宇佐参宮線の全線廃止に伴い廃止された。宇佐神宮の最寄り駅であり、駅舎は寺社建築を模したものであった[3]

宇佐八幡駅の跡地は宇佐神宮の駐車場となっている[4][5]。また、宇佐神宮の境内には、宇佐参宮線を走っていた宇佐参宮線26号蒸気機関車(クラウス号)が保存されており、2005年平成17年)3月29日には大分県の有形文化財に指定されている[2][6]

歴史

[編集]
  • 1916年大正5年)3月1日:宇佐参宮鉄道の駅として開業。
  • 1935年昭和10年)頃:宇佐神宮の造営に伴い、宇佐八幡駅を新築移転。
  • 1945年(昭和20年)4月20日:宇佐参宮鉄道の統合に伴い大分交通宇佐参宮線の駅となる。
  • 1965年(昭和40年)8月21日:宇佐参宮線全線廃止に伴い廃止。

駅周辺

[編集]

隣の駅

[編集]
大分交通
宇佐参宮線
宇佐高校前駅 - 宇佐八幡駅

脚注

[編集]
  1. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年3月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ a b うさ思い出の写真展 クラウス号とその時代” (PDF). 宇佐市民図書館 (2007年10月). 2024年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
  3. ^ おおいた建物発掘隊 豊後高田市編” (PDF). 建築士おおいた秋季号 2013 No.111. 大分県建築士会. p. 26. 2017年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
  4. ^ 宇佐参宮鉄道沿線名勝案内”. WEB地図の資料館. オールド観光案内図コレクション / 大分県. Map Communications Museum. 2024年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
  5. ^ 宇佐八幡駅”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
  6. ^ 宇佐参宮線26号蒸気機関車”. おおいた文化財ずかん. 大分県教育庁文化課文化財班. 2024年7月29日閲覧。
  7. ^ 極楽寺”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2022年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。
  8. ^ 円通寺”. 神と仏と人の歴史. 宇佐市. 2024年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月29日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]