宇和海展望タワー
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宇和海展望タワー | |
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情報 | |
事業主体 | 愛媛県 |
管理運営 | 南レク株式会社(指定管理者)[1] |
高さ | 110m |
竣工 | 1977年8月10日 |
所在地 |
〒798-4110 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城5687
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座標 | 北緯32度57分3.4秒 東経132度33分5.8秒 / 北緯32.950944度 東経132.551611度座標: 北緯32度57分3.4秒 東経132度33分5.8秒 / 北緯32.950944度 東経132.551611度 |
宇和海展望タワー(うわかいてんぼうタワー)は、愛媛県南宇和郡愛南町の建造物である。南予レクリエーション都市公園内に位置している。正式名称は第3号南予レクリエーション都市公園 宇和海展望タワー[2]。
概要
[編集]- 南予レクリエーション都市の一環として1977年8月10日[3]に愛媛県南宇和郡御荘町(当時)の馬瀬山公園にて完成した。
- 県などが出資する第三セクター[4]として、高さ110m(展望は86.5m[3])、回転昇降式で、展望室に360度で御荘湾・宇和海のリアス式海岸・馬瀬山公園の光景が見える。
- 展望室はドーナツ形で、直径は約6.7m、高さは約6.5m、定員は65人[4]で、営業時間は午前9時20分から午後4時40分までで、年末年始は除く[4]。
歴史
[編集]- 2016年2月14日午後4時20分ごろ、回転昇降式展望室が、機器の異常により、100メートル地点で停止、午後6時50分ごろ乗客らを降ろした。客3人と男性乗務員がいたが、けがはなかった[4]。3月8日に展望室のブレーキを動かす電気回路の故障が原因であることを発表、部品交換などの再発防止を講じ了解が得られた。3月9日に営業を再開[5]。
- 2019年7月8日に巨大地震の耐震が満たないことから判明、9日から運航を休止する。再開のめどは立ってなかった[6]が、2023年2月に南レクの公園再編のため、こども動物園と共に撤去する予定[7]。
関連項目
[編集]- 御荘湾ロープウェイ - 御荘湾を渡り海を横切る日本唯一のロープウェイとして展望タワーへの交通手段の役割を果たしていたが、西海有料道路が2006年に無料化されたことにより廃止された。
- 南楽園
- 紫電改展示館
- 南レクジャンボプール
- レインボータワー、弥彦山#パノラマタワー - 同様の形状の回転昇降式タワー。
脚注
[編集]- ^ 指定管理者制度導入施設一覧
- ^ 愛媛県立都市公園条例
- ^ a b 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)111頁。
- ^ a b c d 愛媛新聞(2016年2月16日付、5面)
- ^ 愛媛新聞ONLINE(2016年3月9日配信)
- ^ 47NEWS(2019年7月9日)
- ^ 愛媛新聞(2023年2月16日付・3面)